真冬の野菜ボックスができるまで 1。出荷前日編。

今回は、寒中という、一年で最も寒さが厳しい時期の野菜ボックス作りについてお伝えします。
こういう、仕事の裏側みたいなものをお見せするのは勇気がいることですが、たまにはいいかなと。

準備は出荷日の2日前から始めます。まずは里芋を専用の貯蔵穴から必要量を掘り起こして、川でよく洗って泥を落とし、出荷前日に庭先に広げて乾かします。こうすることで、傷や痛みが見つけやすくなり、また、お届け先での日持ちが良くなります。



次に、畑がまだ凍っているうちに根菜類の掘り出しをします。真冬の朝から午前中にかけては、土や野菜が凍っていて、特に葉物類の収穫ができません。なので、まずは根菜類をガシガシ掘り出してゆきます。

大根。種まきの時期や栽植密度を微調整して、野菜ボックスに合う、コンパクトなサイズに仕上げます。それでもデカくなっちゃう暴れんぼ君は給食センター行きです。大きさを選別しながらコンテナに詰めます。



長ねぎ。土もネギもガチガチに凍っています。ツルハシを使って凍り付いた土を慎重にネギからはがして、そおっと抜きます。



そのまましばしの日光浴で解凍の儀。



で、その間に人参の掘り出し。こちらもとにかく土が凍りついてるのでツルハシを振り回します(笑)



他にも赤カブやら色大根やらカラー人参やらと根菜類を掘りまくっているうちに、あっという間に昼です。

午後の陽は短いので、昼ごはんもそこそこに今度は葉物類の収穫です。まずは山の畑の小松菜から。農園で最も寒い畑で、今日は小松菜の収穫です。下葉の掃除が冬は何倍も時間がかかって、あっという間に陽が傾いてきて、少し焦ります。



葉物類は収穫したらすぐに出荷場に届けて、妻とパートさんがすぐに袋詰めです。出荷場では午前中に掘りあげた根菜類の洗い作業をしていました。今年から、大根やカブ、人参等、冬の葉を切ってお届けする期間中は、すべて泥を洗うことに致しました。

赤カブ



色大根いろいろ。普通の青首大根も「人参洗い機」で洗います。機械なので手加減をしてくれません。水量と洗いをやめる(スイッチを切る)タイミングに神経を使います。



女性陣は出荷場を切り盛りしてくれているので、僕は小松菜を届けてからすぐに白菜の収穫に。

この黒いネットの下に。。。



白菜が囲ってあります。わざと遮光(4重被覆)して半凍結状態にすることで、傷みを抑えています。でも、今年は小ぶりだなあ。。。



さらに、午前中の畑に戻って、夕日と競争でトンネル栽培の小かぶを収穫。強風でトンネルが吹っ飛びそうですな。あっ、右側の2重トンネルには、昨日大根類、人参類、サラダカブの種まきをしました。



そして最後にようやくターツァイの畑に到着。このところの寒波でどんどん縮んでいるんでバリバリ収穫です。



や、やばい、、陽が沈む~‼



この時期は、陽が沈むのと同時に野菜類は表面からバリバリ凍結してゆきます。日暮れと凍結と競争しながら収穫と掃除を畑でやっちゃいます。靴はスノーブーツ。頭にネックウォーマーを巻いた上からジャンパーのフードをかぶって防寒は完璧ですが、手先は素手じゃないと葉物を扱えません。最後はヘッドランプを灯して。大体終了は18時ころ。

出荷場に持ち帰り、保冷庫等に今日収穫調整した野菜をしまって、出荷前日の畑作業は終了です。

続きはまた後日。次は出荷当日編をお楽しみに!

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