よそ者の引越し
2010.4.10
今日は朝から友人の引越しを手伝う。
友人は木工職人で隣町で工房を構えていた。
工房は借家だったのだが、大家さんの代が変わって契約が打ち切りとなり、
里美の廃業した木工所あとへ引っ越すことになった。
大変な引越しである。ストックされた膨大な木材、重い機械類。
最後は自分で建てた倉庫を解体して更地にするという。
今日は20人ほどが集まって夕方まで作業したが、全体の1割も終わらなかった。
多分、1年はかかるだろう。
なにが言いたいかと言うと、新規就農者は何の保証もない!ということだ。
いくら経営が軌道に乗っていても、出て行け!と言われれば終わりである。
私も経験があるし、百姓仲間もずい分引越しをしている。
どちらが悪いとか言う問題ではなく、それはいつでも起こりうることである。
大切なのは仲間の存在。それと本人の覚悟だろう。
それは百姓として地域に骨を埋めると言うことかもしれないし、
石にかじりついてもこの仕事を続ける意思かもしれない。
そうすれば、捨てる神あれば、拾う神あり、である。
修行先の親方はこう言っていた。
いつでも最悪の状態を想定しておけ、と。
災い転じて福となす、とも。
できれば楽しく生きたいものだが、我々にはしたたかさも必要かも知れない。
農場長
友人は木工職人で隣町で工房を構えていた。
工房は借家だったのだが、大家さんの代が変わって契約が打ち切りとなり、
里美の廃業した木工所あとへ引っ越すことになった。
大変な引越しである。ストックされた膨大な木材、重い機械類。
最後は自分で建てた倉庫を解体して更地にするという。
今日は20人ほどが集まって夕方まで作業したが、全体の1割も終わらなかった。
多分、1年はかかるだろう。
なにが言いたいかと言うと、新規就農者は何の保証もない!ということだ。
いくら経営が軌道に乗っていても、出て行け!と言われれば終わりである。
私も経験があるし、百姓仲間もずい分引越しをしている。
どちらが悪いとか言う問題ではなく、それはいつでも起こりうることである。
大切なのは仲間の存在。それと本人の覚悟だろう。
それは百姓として地域に骨を埋めると言うことかもしれないし、
石にかじりついてもこの仕事を続ける意思かもしれない。
そうすれば、捨てる神あれば、拾う神あり、である。
修行先の親方はこう言っていた。
いつでも最悪の状態を想定しておけ、と。
災い転じて福となす、とも。
できれば楽しく生きたいものだが、我々にはしたたかさも必要かも知れない。
農場長