• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
MENUMENU
  • わたしたちの農園
  • つくりだすもの
  • 野菜ボックス
    • 野菜ボックス お申込みフォーム
  • レシピ
  • 有機農業を志す方へ
  • 採用情報
  • ブログ
ホーム » ブログ » 百姓の目線 » よそ者の引越し

よそ者の引越し

2010.4.10
今日は朝から友人の引越しを手伝う。

友人は木工職人で隣町で工房を構えていた。

工房は借家だったのだが、大家さんの代が変わって契約が打ち切りとなり、
里美の廃業した木工所あとへ引っ越すことになった。

大変な引越しである。ストックされた膨大な木材、重い機械類。

最後は自分で建てた倉庫を解体して更地にするという。

今日は20人ほどが集まって夕方まで作業したが、全体の1割も終わらなかった。

多分、1年はかかるだろう。

なにが言いたいかと言うと、新規就農者は何の保証もない!ということだ。

いくら経営が軌道に乗っていても、出て行け!と言われれば終わりである。

私も経験があるし、百姓仲間もずい分引越しをしている。

どちらが悪いとか言う問題ではなく、それはいつでも起こりうることである。

大切なのは仲間の存在。それと本人の覚悟だろう。

それは百姓として地域に骨を埋めると言うことかもしれないし、
石にかじりついてもこの仕事を続ける意思かもしれない。

そうすれば、捨てる神あれば、拾う神あり、である。

修行先の親方はこう言っていた。

いつでも最悪の状態を想定しておけ、と。

災い転じて福となす、とも。

できれば楽しく生きたいものだが、我々にはしたたかさも必要かも知れない。

農場長

next »

  • お知らせ一覧
  • ブログ一覧
  • 野菜便り
  • レシピ
  • 野菜が食べられるお店
  • 木の里農園 関連リンク
  • 特定商取引法表示
  • お問い合わせ
〒311-0505
茨城県常陸太田市大中町 2606-3(旧里美村)
アクセス
© 2023 木の里農園.
  • わたしたちの農園
  • つくりだすもの
  • 野菜ボックス
    • 野菜ボックス お申込みフォーム
  • レシピ
  • 有機農業を志す方へ
  • 採用情報
  • ブログ