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きびしい現実

2010.9.10
このブログでも何度か触れてきたが、今年はアブラナ科の野菜に付く害虫御三家の勢いがものすごい。
結論からさきに申し上げると、、、、
9・10・11月にお届けするキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーは全滅しました。
それと、真冬どりの芽キャベツも、、、(涙)
これほどの被害は初めてです。
まず定植直後にネキリムシに根元を食われ、
残った苗も、シンクイムシと、
sinnkui10909
ヨトウムシに食い尽くされてしまいました。
yotou10909
これらの野菜は6月中旬から8月上旬にかけて5回ほど播きました。そのうち2・3・4回目の2000株が全滅。1回目の800本ももブロッコリーは高温障害でほぼ全部が異常花蕾。キャベツ、カリフラワーにも高密度にヨトウ虫が発生しています。おそらくこれも全滅。
残すは8月末に定植した真冬どりのキャベツ1000本のみです。これはネキリの発生はないので何とか死守したいです。ですが先日まで続いた高温で、害虫の発生もまだまだ続くでしょうから覚悟しておく必要があるでしょう。
う~ん、、参りましたね。振り返れば最初の時点で、いち早く方針を変更して防虫ネットを掛ける等の対策を講じるべきだったとか、反省点はいくらでもあります。しかしその時々で出来る限りのことはやってきたし、絶えず多種類の仕事を同時並行的にこなす農業経営の中で「そのひと手間」かけるには、他の仕事を犠牲にしなきゃならないんですよ。しょーがない、やれることはやった(やれてないけど)と諦めて、トラクターでつぶします(断腸)。
キャベツさん、ブロッコリーさん、カリフラワーさん、守ってやれなくてごめんなさい。
うちの野菜をとってくれてる皆様、ゴメンナサイ。
いつも頑張ってるおかあちゃん、ゴメンナサイ。
一生懸命育苗してくれた研修生のさなえちゃん、ゴメンナサイ。
私の技術のなさ、経験のなさ、見込みの甘さが招いた結果です。
最近知り合った気鋭の若手ぶどう農家のふとした言葉が沁みている。
「作物は気候に合わせた管理をしなきゃいかん。毎年同じじゃないんだよ。」
「今年は技術の差が出るな!」

うーむチクショウ。でもなあ、有機の場合、打てる手は限られてるんですよ!!人間が風邪引いても薬飲まずに治すのと一緒ですね。かぜをひかない丈夫な子に育てるのが基本。そのためには「土」が一番大事です。
もっとも病気はあまり問題ではありません。被害は虫のほうがはるかに多いですね。
解決の見通しはあります。あとはそれをやるかどうか、、、でもそれをやるにはもう少し畑を増やさなきゃならない、、、、資材も沢山使うことになる、、、、年間の作業計画も組み替えなきゃならない、、、、でも今年の人参でそのすばらしい効果は十分に分かった、、、、、
今年中に他の方法が見つからなければ「それ」を大々的に導入することになるだろう。
なあに、心配はいらねえ!来年はピカピカのキャベツがごろごろだぜーベイベー!!
こういう妄想を「百姓の来年」と言うそうです。

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