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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 今年の小麦品種はコレ!

今年の小麦品種はコレ!

2010.10.30
手に入れました「あぶくま早生」小麦。
abukumawase abuwaseronnbun
ついでに論文も入手して研究。
西日本の極早生系の血が濃いみたいですね。
農林61号よりぶっちぎりの早生。頑張れば(なにを?)6月10日には刈れる。
倒伏に強い。
欠点は収量が若干低いことか。
小麦には出穂期が1日早まると収量が3%減るという非情な法則があって、
研究者は苦労しているらしい。
何故早生がいいのか?
茨城のチベットといわれる里美は寒いんですね。
梅雨時に日照時間が極端に少ないんですね。
茨城東部にいえる事ですが、ヤマセ風の影響をもろに受けるんですね。
したがって、成熟後期に品質が落ちちゃうんですね。
問題は凍霜害。出穂が早いとやられる。
里美名物の遅霜に耐えられるのかこいつは。
それでも早生にこだわるのには作業の都合もある。
くそ忙しい春から初夏の中で6月上旬は唯一ほっとできる期間。
この時期に小麦を刈っちゃいたい。
次作の都合もある。
まあそんなこんなで品種選びというのは難しいものだ。
もうすぐ収穫の大豆も普及品種のタチナガハから、在来系に変更を検討中。
これら穀物系は作らないで野菜に集中した方が経営的にはよっぽどいい。
でも穀物は農業の基本。コレを有機で、かつ手間をかけずに作る。
当然機械作業体系が大前提だ。
忙しい野菜作りの合間にパッと植えてパッと刈ることにこだわる。
そこに有機栽培技術の進歩があると思っている。

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