落ち葉さらい始め
2010.11.28
今日は落ち葉ネットの落ち葉さらい初日。
借りてる山は里美村内で4か所にまで増えた。標高が一番高い小妻共有林からスタート。
雑木山は経済的な価値がほとんどない!ということで放置されていることが多い。
しかし太古の昔から日本人は山の資源に依存して生きてきた。
そして山の落ち葉が農業にとっては最高の資源であることは現在でも変わらないと思う。
でも手間がかかるのでみんなやらなくなってしまった。
それがいわゆる世間が言うところの「里山の荒廃」の原因だ。
もっと言えば手間暇かけてもまったく割に合わない農産物価格も影響している。
手間がかかってコスト高な産業は悪!とばかりに農業が攻撃されているが、はたしてどうだろう?
農業は太陽エネルギーを食べ物というエネルギーに変換する産業である。効率化のために大量の化石燃料を投入して生産した農産物はエネルギー収支で計算すると非効率なのである。経済界でこのことを分かっている人は少ない。
つまり、旬の時期に技術のある農家が適切に露地栽培した農産物が最もエネルギー効率が良いのだ。そして栄養価も高いことはすでに証明されている。栄養価が高いということは、それだけウマい!ということである。
経済効率ばかり追求していたら日本の農業、ひいてはそれに伴う食文化まで滅んじゃいますよ。
なんだかんだ言っても農業は手間暇がかかる。
そして手間暇をかけて作物の世話をすることに農家の喜びがあると思う。
頑張っている農家に向かって「効率化せい!」というのは「死ね!」というに等しい。
話がそれたけど、地域の資源を使うのは農業の基本です。いわゆる農家版「地産地消」。
里美は山間部で農業するにはキビシイ。
でも山の資源は膨大にあって、これは平場の農家には真似できない利点です。
落ち葉ネットではこの「利点」を追及している。
そしてそれができるのは現時点では私たち有機農業者しかいない。
幸い、様々なつながりに恵まれて楽しく活動できているのは大変有難いことである。
今日は午前中だけでネットに65袋の落ち葉が集まりました。
それにしても、みんなでやる落ち葉さらいは楽しい。
これを読んでる皆さん!ぜひ一度遊びに来てください!
参加費無料。レクレーション保険加入済み。
次回は12月12日(日)でーす!!
借りてる山は里美村内で4か所にまで増えた。標高が一番高い小妻共有林からスタート。
雑木山は経済的な価値がほとんどない!ということで放置されていることが多い。
しかし太古の昔から日本人は山の資源に依存して生きてきた。
そして山の落ち葉が農業にとっては最高の資源であることは現在でも変わらないと思う。
でも手間がかかるのでみんなやらなくなってしまった。
それがいわゆる世間が言うところの「里山の荒廃」の原因だ。
もっと言えば手間暇かけてもまったく割に合わない農産物価格も影響している。
手間がかかってコスト高な産業は悪!とばかりに農業が攻撃されているが、はたしてどうだろう?
農業は太陽エネルギーを食べ物というエネルギーに変換する産業である。効率化のために大量の化石燃料を投入して生産した農産物はエネルギー収支で計算すると非効率なのである。経済界でこのことを分かっている人は少ない。
つまり、旬の時期に技術のある農家が適切に露地栽培した農産物が最もエネルギー効率が良いのだ。そして栄養価も高いことはすでに証明されている。栄養価が高いということは、それだけウマい!ということである。
経済効率ばかり追求していたら日本の農業、ひいてはそれに伴う食文化まで滅んじゃいますよ。
なんだかんだ言っても農業は手間暇がかかる。
そして手間暇をかけて作物の世話をすることに農家の喜びがあると思う。
頑張っている農家に向かって「効率化せい!」というのは「死ね!」というに等しい。
話がそれたけど、地域の資源を使うのは農業の基本です。いわゆる農家版「地産地消」。
里美は山間部で農業するにはキビシイ。
でも山の資源は膨大にあって、これは平場の農家には真似できない利点です。
落ち葉ネットではこの「利点」を追及している。
そしてそれができるのは現時点では私たち有機農業者しかいない。
幸い、様々なつながりに恵まれて楽しく活動できているのは大変有難いことである。
今日は午前中だけでネットに65袋の落ち葉が集まりました。
それにしても、みんなでやる落ち葉さらいは楽しい。
これを読んでる皆さん!ぜひ一度遊びに来てください!
参加費無料。レクレーション保険加入済み。
次回は12月12日(日)でーす!!