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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 条件の悪さに茫然とする。

条件の悪さに茫然とする。

2010.12.15
今日は研修Kの引っ越し。里美から隣村の水府へ。百姓仲間の野良の会で手伝う。車で15分ほどであるが、標高が低く、北風も当たらない、日当たりのよい場所に里美のメンバーは一同嫉妬。水府は新規就農未開拓地で空き家も多いらしい。山が岩山で水が少なく、畑が発達している。水が豊富で水田が多い里美よりも畑の立地条件が良い。里美はいい場所はすべて水田になっている。要するに有機農業で野菜を作るには水府のほうがはるかに条件が良い。まっ、南に住む方から見れば里美も水府も同じ茨城のチベットであろう。パキスタン国境に近い村のチベット人がそこから15キロラサ寄りに下った村を「暖かそーだな」とうらやむようなものだ。グローバルに見ればまったくバカみたいな話ではある。しかし土に生きる百姓には切実な問題である。
「はじめからこんないいところに住むとはケシカラン」
「引っ越してくるか、、、」
「焼き討ちしろ」
などと、メンバーの間に不穏な冗談が飛び交った。しかし話しているうちに次第に里美の条件の悪さに気付き始めたメンバー。しばしボー然と師走の空を見上げ来し方を振り返るのだが、しぐれ雲が飛んでゆくばかりであった。
そのうち、誰かが、
「はじめに里美に来た奴は誰だ??」
などと言い出し、一同の批判の眼が私に集中。
「お、おれのせいかよ、、、」
と、一瞬たじろいだが、
「農業は場所でするんじゃねえ。どんな場所でも腕一本で創意工夫してやっていくしかないぜよ。」
と強がってみた冬の昼下がり、、、、、
明日から寒くなるみたいですね。今日あわてて残っていた青首大根を貯蔵しました。南方では必要のない作業です。いけません。今日はどうもひがみっぽくなってますね。


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