消防出初め

今日は消防団の出初め式。朝の気温マイナス8℃。
朝7時半にポンプ小屋に集合。そこから自動車で30分の市役所まで消防車で移動して市の中心部をパレード。私は機械員なのでずっと消防車を運転していたが、他のメンバーは寒空の下ひたすら行進。とはいえ、里美に比べれば市内は天国の暖かさではあるが。しかし合併した郡部も含めて大量の消防車と団員が集結するので段取りが悪く、待ち時間ばかりでちっともスケジュールが進まない。おまけに年々内容が大掛かりになってきて、無駄な時間が多くて相当うんざり、、、、
村のころは、小学校の校庭に集合して初めから終わりまで立ちっぱなし。とにかく寒くて足の神経は麻痺。立ってる人間の影の形に真っ白い霜が残って、号令の声も「ひ、ひおふひぇ！！（きをつけ）」みたいな感じで、とにかく大変なものであった。とにかくみんな早く終わらせたいのでテキパキと進行して、さっさと新年会の会場に移ってあつ燗などで温まったものである。そんな時に限って火事になったり（笑）
それに比べれば合併した現在の出初めはまるで緊張感がない。式典は大きなホールの中で座ってられるし（おかげでえらい方々のごあいさつの間はゆっくり眠ることもできる！）、水出し操法はまるでゆっくりで現場だったら燃え尽きちゃいそうだし、無駄！と思われるプログラムばかり多くて、ちっとも士気が上がらない。
合併当初は山間部から出てくる分団に配慮してか知らぬが、11時ころには終了して、それから帰って片付けと点検など、地元の仕事をする時間もあった。ところが今は12時を過ぎても終わる気配がない。こちらは帰ってから地域の独居老人のお宅を回ったり、色々あるのだよ。いつ昼飯食えばいいの？
消防団は火を消してナンボ。市の当局にはもっとシンプルにやってもらいたいものです。
もっとも後の新年会は普段の分団に戻って、がっつり盛り上がりました。今年は私は旅行委員。そう、悪名高き消防団旅行の幹事ですよ。いやいや私らは真面目です。あくまで「研修」ですからね（笑）
さてさて、昨日ようやく仕事の途についたのに今日はまたこの有様、、、、最近仕事の話がないので、さぞかし暇なのだろうと思っている方もいらっしゃるだろうが、仕事は山のようにあるのだよ。今も昔も百姓は働いてナンボ。うちに農閑期なんかないもんね。だからユルイ出初めなら行きたくないもんね。