大豆を植えながら機械化について考える。
2011.6.26
週末で大豆の仕込みが完了しました。
今年の品種は黒大豆と金砂郷在来青御前、合計15アール。
5アールほどは直播して、残りはチェーンポットで育苗したものを「ひっぱり君」で定植しました。
50メートルで区切っていた畑をぶち抜いて、100メートル畝を作ってみました。
これを管理機でぶっ飛ばすのはさぞ快感だろうなとひそかに手ぐすねを引いてます。
こちらひっぱり君で定植の様子。「機械」と呼ぶほどのもんではありません(笑)
でもこれがなかなかのスグレモノ。
(メーカー営業マンのK氏の雄姿。)
チェーンポットとは紙製で一つずつのポット鎖のようにがつながっています。
文字通り、それをひっぱり君に乗せて引っ張るだけで、自動的に植えて行ってくれるわけです。
農家は這いつくばっての定植作業から解放されるし、仕事は早いしで、夢のような道具です。
でも、農業機械って何でもそうですが、
機械化作業には、それに合わせた栽培体系の確立
が求められます。
今回の場合、対象作物であるキャベツ・ブロッコリー・枝豆・とうもろこし・ネギなどの苗を、チェーンポットという制約の中で、いかに健康でかつ作業性が良い苗が作れるのかがポイントになります。
メーカー専用の培土も市販されていますが、有機栽培では使えません。
そこで自家製の腐葉土を使いますが、チェーンポットは一つ一つの穴が極小なので、うまく育ちません。当然自家製培土の改良が必要になります。
もちろん、育苗の技術体系も再検討が必要です。
しかも、これらの技術的な対応は、
作物がより自然に育つ方向への改良
でなければなりません。
機械のためでもなく、農家が楽をするためでもない。
全ての農家の仕事は作物のためにあります。
機械の導入によって余った時間と手間は、生活の楽しみはもちろん、より良い作物を作るために使います。
(チェーンポットでの大豆の発芽)
今年の品種は黒大豆と金砂郷在来青御前、合計15アール。
5アールほどは直播して、残りはチェーンポットで育苗したものを「ひっぱり君」で定植しました。
50メートルで区切っていた畑をぶち抜いて、100メートル畝を作ってみました。
これを管理機でぶっ飛ばすのはさぞ快感だろうなとひそかに手ぐすねを引いてます。
こちらひっぱり君で定植の様子。「機械」と呼ぶほどのもんではありません(笑)
でもこれがなかなかのスグレモノ。
(メーカー営業マンのK氏の雄姿。)
チェーンポットとは紙製で一つずつのポット鎖のようにがつながっています。
文字通り、それをひっぱり君に乗せて引っ張るだけで、自動的に植えて行ってくれるわけです。
農家は這いつくばっての定植作業から解放されるし、仕事は早いしで、夢のような道具です。
でも、農業機械って何でもそうですが、
機械化作業には、それに合わせた栽培体系の確立
が求められます。
今回の場合、対象作物であるキャベツ・ブロッコリー・枝豆・とうもろこし・ネギなどの苗を、チェーンポットという制約の中で、いかに健康でかつ作業性が良い苗が作れるのかがポイントになります。
メーカー専用の培土も市販されていますが、有機栽培では使えません。
そこで自家製の腐葉土を使いますが、チェーンポットは一つ一つの穴が極小なので、うまく育ちません。当然自家製培土の改良が必要になります。
もちろん、育苗の技術体系も再検討が必要です。
しかも、これらの技術的な対応は、
作物がより自然に育つ方向への改良
でなければなりません。
機械のためでもなく、農家が楽をするためでもない。
全ての農家の仕事は作物のためにあります。
機械の導入によって余った時間と手間は、生活の楽しみはもちろん、より良い作物を作るために使います。
(チェーンポットでの大豆の発芽)