大切に長く使う
2012.1.29
今日お邪魔した農家さんでは、ハウスの建て替えで出た古い材料を大切に、というか徹底的に使いまわして、再利用していました。
古い材料を選別して、使える部分はさびを落とし、曲りを直し、さび止めを塗り、必要に応じて曲げたりつないだりして、全く別のハウスを作り上げてしまいます。その自在ぶりと再利用の徹底ぶりには頭が下がります。わずかに残った本当にさびさびの残材だけを鉄くず屋に持ってゆくそうです。
補助金に一切頼らずに稼いだ資金だけでコツコツとハウスを広げてきたからこそ、材料を大切にされるのだと思います。農家として見習うことが多いです。
エコのための買い替えを推奨するCMをよく見かけますが、大切に長く使うことが一番のエコではないでしょうか。モノにもよるのでしょうが、ごみになる前に、創意と工夫で再生利用できるものは身の回りにも結構あると思います。
一昔前、ペットボトルが出回り始めたころ、3R(リデュース・リユース・リサイクル)というのが流行りましたね。でも、エネルギー効率とかを考えると、リデュース、つまり減らすことが一番大事だと言われていた記憶があります。農業の原点は、いかに効率よく太陽エネルギーを食べ物に変換するか、です。その意味では私たち農家は利用資材や石油エネルギーの消費をいかに減らしてゆけるか、真剣に考えて実行してゆきたいものです。
私も今使っている機械や道具類、施設など、ほとんどが中古品ですが、手入れしながら大切に長く使ってゆこうと思います。
古い材料を選別して、使える部分はさびを落とし、曲りを直し、さび止めを塗り、必要に応じて曲げたりつないだりして、全く別のハウスを作り上げてしまいます。その自在ぶりと再利用の徹底ぶりには頭が下がります。わずかに残った本当にさびさびの残材だけを鉄くず屋に持ってゆくそうです。
補助金に一切頼らずに稼いだ資金だけでコツコツとハウスを広げてきたからこそ、材料を大切にされるのだと思います。農家として見習うことが多いです。
エコのための買い替えを推奨するCMをよく見かけますが、大切に長く使うことが一番のエコではないでしょうか。モノにもよるのでしょうが、ごみになる前に、創意と工夫で再生利用できるものは身の回りにも結構あると思います。
一昔前、ペットボトルが出回り始めたころ、3R(リデュース・リユース・リサイクル)というのが流行りましたね。でも、エネルギー効率とかを考えると、リデュース、つまり減らすことが一番大事だと言われていた記憶があります。農業の原点は、いかに効率よく太陽エネルギーを食べ物に変換するか、です。その意味では私たち農家は利用資材や石油エネルギーの消費をいかに減らしてゆけるか、真剣に考えて実行してゆきたいものです。
私も今使っている機械や道具類、施設など、ほとんどが中古品ですが、手入れしながら大切に長く使ってゆこうと思います。