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ホーム » 最新情報 » 今日の野菜セット » 3月20日の野菜セット

3月20日の野菜セット

2012.3.20
『もう死が近い友人の言葉』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「(がんの末期で)全く食べ物が食べられないときがあって、それでも生きているんだあということにびっくりして、そのあと妻が飲ませてくれたお猪口一杯の水のおいしいこと。そのあと食べるもの一口一口のじわっとくる甘み、おいしさがありがたかった。」
 この言葉を聞いてふと気づかされた。おいしい作物をいっぱい食べてもらいたいと、私たち農業者は思っているが、それは何でもたくさん作ってたくさん食べることが当たり前のような日常があるから。田舎に来てから、台所に身構える鍋のサイズの大きさにびっくりしたが、いつの間にか慣れてしまったし、野菜を買ってくれる人にも、たくさん食べてくださいね!と合言葉のように言っているが、食べることの本質は“量”ではないと思う。

野菜を家庭に届けている私たちは、少しでも色々な野菜を食べてもらい、味の違い、栄養バランスに配慮した食生活を送ってほしいなあと思って野菜の種類やバランスにも気を配ってはいるが、自分自身、時間がなくて、たくさんある野菜を前に、早く処理することばかりに気が焦り、何を食べたいか、どう食べたいかと考える余裕もないこともある。義務的に料理すると、作って食べるころには疲労して仏頂面の母ちゃんが、早く食べろとにらみつつ食卓を囲むときもあるのが現実。

飽食の時代である。野菜を作って料理しなくても、コンビニに行けば見た目はおいしくその場で満足させる料理がすぐ手に入る時代。でも、食べることの本質を問えば、そこで満たされないのはやはり心だろう。料理してくれた人の心、素材を作った人の心、それを一緒に食べる人の心。いろいろなつながりが料理ひとつに込められている。それを心と身体で真剣に受け止められたとき、人間の舌と味覚は“おいしい”を最大限に引き出してくれるのだと思う。食を担う仕事をするものとして、忘れてはならない“真心”を友人の言葉が思い出させてくれた。

“真心こめて”と言うのは容易いが、その時その事に真剣に向き合い、私たちの野菜が、病気の人や、元気がない人でも、そのひと口で、“元気がでた”と言われるような食事に、少しでも役に立てればいいと、今は心から思う。(み)

今日の野菜セット

ネギ
人参
白菜
紅心&青長大根
ジャガイモ
切干大根
たくわん漬け
ちぢみホウレンソウ
ルッコラ
サラダ赤レンソー&レタス

2月に播いた葉物が少しづつとれはじまりました!

ヨモギ摘み120320

お彼岸に土手でヨモギ摘み

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