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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 農閑期なのに農繁期

農閑期なのに農繁期

2014.1.20
 いやはや農閑期の1月なのに忙しくなっている。寒中の厳しい寒さで土が凍りついて収獲と調整にやたらと手間と時間がかかっていることが一つ。関わっているグループで2月にイベントをやるのでその準備が沢山あるのが一つ。おかげで冬のうちにやっておきたい仕事に全く手が付けられないでいる。僕はよく農家仲間に「余計なことしないで作物作りに集中すれば、もっともっと稼げるんじゃねーの?」と馬鹿にされている。ぐうの音も出ない状態だ。おまけに自分の中の野菜作りに対する理想は年々上がっているので、プラスαの仕事がまったくできない現状は満足できるものではない。また春が来れば怒涛の毎日が始まる。それまでのほんのひと時である今は、今年の作付に向けて様々な改善や工夫を形にしてゆく事が出来るすごく貴重な時間なのだが。。。
 時間をやりくりして何とか進めるしかないのだが、並行しているグループの活動も犠牲にはできない。自分だから、仲間と一緒だからできることがあるので。むしろ出てゆく機会をもらえるのは幸せなことだと思うことにしている。昼間も夜もあまり家にいない自分だが、外で得てきたことを家族に還元していかなくっちゃと言い聞かせている。
 今日畑で菜っ葉の収穫をしていた。土は凍りつき包丁が刺さらない寒さでも菜っ葉は元気に生きている。そんな作物を見ていると自分も励まされるのだ。彼らに奉仕するのが百姓の務め。そのためには元気な土を作ること。さらに周囲の自然にも育てられているのだから、農家は自然環境を整えてゆくのも仕事の内だ。仕事は家族やスタッフが元気じゃないと回らないし良い仕事も出来やしない。だから家族のため、スタッフのための仕事でもある。さらに、食べてくれる消費者の幸せや日々の暮らしにも生産物のお届けを通じて役立ってゆきたいし、仕事や暮らしを通じてお世話になっている地域や仲間とも連携してゆきたい。なんだ、忙しい忙しいと言ってるけど、要は人のため、自然のために頑張れるんだから、いい仕事じゃないか、うちの農業。全部ひっくるめてうちの農業だから、農閑期はないんだねえ。。。
 
 

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