春人参の播種はじめ!!
2014.1.23
(落ち葉さらった雑木山に差し込む夕日)
昨日から今年の種まきを始めた。
と言ってもビニールハウスの中だけど。夏にトマトを育てるハウスが冬の間空いているので、色々な葉物、リーフレタスやら葉ニンニクやらルッコラといったサラダ野菜を中心に育てている。昨年末に播いたものが、根切り虫にえらくやられているので、欠株になった所を追い播きして、さらに2回目ように残しておいた所に播き播き。。。その後たっぷり水やり。
さらに今日は露地の人参一回目の種まき。
と言っても畑の土はまだ凍りついているので、3715(135㎝幅7条株間15㎝)のビニールマルチを敷いて、種まいてパオパオという不織布をかけて、さらにトンネルメイトというビニールで被覆するという念の入れよう。春人参は早く播いたほうが味も品質も良いのだ。最近は露地で出来る3月の彼岸頃に播いてもいいものが採れない。寒中の播種には資材を沢山使うけど、この時期なら草に負けることもないし、高温が嫌いな人参が涼しいうちに成熟期を迎えることができる。次は2月末か3月上旬に播いて春人参は終わり。でもとにかくこの一回目は大事なので大切に育てたい。
週末は気温が上がるようなので、昨年末に播いた大根やサラダかぶのトンネルも換気したほうがいいかな。。。今日の人参も今年は裾を土掛けずに育てるつもり。こまめに観察して、トンネル内の温度もチェックしながら管理してゆきたい。
資材を使うのは、設置や片付けの手間がかかるのは当たり前で、本当は管理に手間がかかる(手間をしっかりかける)という所が肝なはず。季節を先取りするんだから、作物に気付かれずに育ってもらわなきゃなんない。だから大変なんだけど、逆にそこが面白さでもあるんだよね。
たとえ資材を使っても作物に自然に育ってもらう。腕の差が味にも出るはず。そこを外さずに育ててゆきたい。
(こっちはただ今お届け中のチカラ菜。無被覆露地栽培のパワー漲ってます。)