多品目有機農家の将来
2016.2.19
前回の投稿には様々な方から、ご意見、感想、励ましなど頂きました。ありがたいことです。日々勉強を重ねながら、より充実した畑、そして野菜ボックスを目指して努力してまいります。
一方で、多品目野菜ボックス農家の将来性については、自分はかなり厳しい予測をしています。現在のボリュームでは、共働きの若い世代には中々届かないのが現実です。私達としては小さなお子さんがいる若い世代の皆様にも、もっとうちの野菜を食べてほしいと考えています。しかし、忙しい毎日の中で、まとめて届く野菜ボックスをさばいてゆくのはなかなか大変でしょうね。また、有機野菜の流通会社の中には一品から生産者指定で購入できるシステムのところもあり、利便性では全くかないません。ネットで検索すれば、有機野菜のサイトは百花繚乱で、私達はそこから選択される立場です。一昔前の有機農業の「提携」や「買い支える」「お互いさま」といった思想は残念ながら縮小の道をたどり続けています。
農業界に目を拡げれば、どんな農法の産物においても「安全・安心」はすでに当たり前であり、有機農家だけの専売特許ではありません。うちは元々安全安心をアピールしていませんので、それは良いのですが、多くの農家が廃業、撤退してゆく中で、相対的に生き残り組は強者ぞろいとなって、海外との競争もあり、日本の農案物のレベルは今後どんどん上がってゆくものと思われます。
望む望まないに関わらず、単品に命を懸けている農家との競争を強いられる時代に来ているということです。
ただ、丁寧な仕事をしている農家とつながりたい。信頼できる農家から直接野菜を買ってみたい。という若い世代は一定数いるんだと思います。
この問題については、引き続きにして、今日はこの辺で。
さて、畑です。腰痛からようやく解放されて、昨日から春野菜の植え付けを始めました!とりあえず、昨日の午後からキャベツ・ブロッコリー・カリフラワー1番手の植え付けを1000本。ひとりで黙々と夕日と競争で。いや~腰が軽いのが嬉しいのなんの(笑)。
これらの収穫は5月になりますが、ハウスの中では昨年末に播いた葉物の収穫が始まりました。
美味タス(手前)とリーフレタスミックス。来週から出荷です。
わさび菜。
いい感じに締まって収穫時期を迎えています。これからしばらくの間は、冬の甘い露地野菜と、春の柔らかいハウスの葉物を楽しんでください。農園の冬ももうすぐ終わって、忙しい春がやってきます。その前に、来年の真冬に向けた作付をはっきり決めて、この冬の葛藤にケリをつけないとね。
本文とは全く関係ございませんが、調子がいい時はたまに歌いながら仕事してます(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=_LqlLu93OYc
一方で、多品目野菜ボックス農家の将来性については、自分はかなり厳しい予測をしています。現在のボリュームでは、共働きの若い世代には中々届かないのが現実です。私達としては小さなお子さんがいる若い世代の皆様にも、もっとうちの野菜を食べてほしいと考えています。しかし、忙しい毎日の中で、まとめて届く野菜ボックスをさばいてゆくのはなかなか大変でしょうね。また、有機野菜の流通会社の中には一品から生産者指定で購入できるシステムのところもあり、利便性では全くかないません。ネットで検索すれば、有機野菜のサイトは百花繚乱で、私達はそこから選択される立場です。一昔前の有機農業の「提携」や「買い支える」「お互いさま」といった思想は残念ながら縮小の道をたどり続けています。
農業界に目を拡げれば、どんな農法の産物においても「安全・安心」はすでに当たり前であり、有機農家だけの専売特許ではありません。うちは元々安全安心をアピールしていませんので、それは良いのですが、多くの農家が廃業、撤退してゆく中で、相対的に生き残り組は強者ぞろいとなって、海外との競争もあり、日本の農案物のレベルは今後どんどん上がってゆくものと思われます。
望む望まないに関わらず、単品に命を懸けている農家との競争を強いられる時代に来ているということです。
ただ、丁寧な仕事をしている農家とつながりたい。信頼できる農家から直接野菜を買ってみたい。という若い世代は一定数いるんだと思います。
この問題については、引き続きにして、今日はこの辺で。
さて、畑です。腰痛からようやく解放されて、昨日から春野菜の植え付けを始めました!とりあえず、昨日の午後からキャベツ・ブロッコリー・カリフラワー1番手の植え付けを1000本。ひとりで黙々と夕日と競争で。いや~腰が軽いのが嬉しいのなんの(笑)。
これらの収穫は5月になりますが、ハウスの中では昨年末に播いた葉物の収穫が始まりました。
美味タス(手前)とリーフレタスミックス。来週から出荷です。
わさび菜。
いい感じに締まって収穫時期を迎えています。これからしばらくの間は、冬の甘い露地野菜と、春の柔らかいハウスの葉物を楽しんでください。農園の冬ももうすぐ終わって、忙しい春がやってきます。その前に、来年の真冬に向けた作付をはっきり決めて、この冬の葛藤にケリをつけないとね。
本文とは全く関係ございませんが、調子がいい時はたまに歌いながら仕事してます(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=_LqlLu93OYc