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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 住み続けてこそ

住み続けてこそ

2010.7.17
梅雨明け。
当分雨はないだろう。7月になってから畑にはいつくばる日々が続いたが、今度は一転水の心配が始まる。
さて、話は変わる。関東ではなんとも煮え切らない梅雨だったが、大学時代の友人が百姓を営む島根県ではすさまじい豪雨だったようである。彼はごぼうや米などを大規模に有機栽培している。彼のブログによれば、江の川が氾濫して畑が大分潅水したようである。以前うちに来たときに聞いたところによれば、そんな被害が何年かに一度必ずあるそうである。そのたびに作物は甚大な被害を受けるわけで、、、
彼がはじめて里美に来たときに、ここはいい田舎だな、オレの田舎は悪い田舎だ。と言っていたのを思い出す。
茨城のチベットより悪いなんてドンダケなんだと思ったものだが、「そこに帰るのはオレの帰巣本能」とも言っていた。
我々新規就農者には分からん世界である。でもあれから色々考えて、百姓の本質は住みつづける事だと思うようになった。いわゆる進歩とか発展とかとは無縁の世界がそこにある。有機も慣行も関係ないのである。
思うに茨城県は大変気候に恵まれている。土も良い。住み続けるにはとても良いところである。しかしその有難さを忘れていないか?土を見ないで東京ばっか見ていないか?彼のブログを読んでいると、そんな思いが浮かんでくる。おお、ここにもしつこい男がいたぞ。しぶとく、したたかにすみ続けることこそ百姓の本質だろう。
私にその資格があるだろうか、、

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