虫取りしているヒマはない
2010.9.13
朝焼け新聞 ~オレオレのうた~
虫取りしているヒマはない。
おれは虫取りしているヒマはない。
虫は見つめていたい。
益虫も害虫も、ただそこにいるだけの虫も、みんな必死に生きている。
それでいいじゃないか。
でもおれは売らなきゃならない。
作物を作るのがおれの仕事。
だから言い訳はできない。
天気のせいにもできない。
全ては自分がしたことの結果だ。
思い通りにいかないのが農業。
なんてったって相手は自然だ。
自然はデカイぞ。
くらべておれはちっぽけだ。
毎日地球の表面を這い回っている、
虫けらみたいなもんだ。
だからさ、虫取りしているヒマはないんだよ。
これはとある有機農業を営む百姓が詠んだうたである。まだまだ彼は未熟なようである。肩に力が入りすぎているようだ。もう少し’いいあんばい’でもいいのではないか?虫にずい分と悩まされているようであるが、自分を虫けらと卑下してはいけない。また、自然はデカイと賛美しているが、自然とはなんなのか、百姓なりの視点を示して欲しかった。そもそもなぜ虫取りしている暇がないのか、それとも他に何か考えているのか、あるいは、彼は今農業をしながらその答えを探しているのかも知れない。
虫取りしているヒマはない。
おれは虫取りしているヒマはない。
虫は見つめていたい。
益虫も害虫も、ただそこにいるだけの虫も、みんな必死に生きている。
それでいいじゃないか。
でもおれは売らなきゃならない。
作物を作るのがおれの仕事。
だから言い訳はできない。
天気のせいにもできない。
全ては自分がしたことの結果だ。
思い通りにいかないのが農業。
なんてったって相手は自然だ。
自然はデカイぞ。
くらべておれはちっぽけだ。
毎日地球の表面を這い回っている、
虫けらみたいなもんだ。
だからさ、虫取りしているヒマはないんだよ。
これはとある有機農業を営む百姓が詠んだうたである。まだまだ彼は未熟なようである。肩に力が入りすぎているようだ。もう少し’いいあんばい’でもいいのではないか?虫にずい分と悩まされているようであるが、自分を虫けらと卑下してはいけない。また、自然はデカイと賛美しているが、自然とはなんなのか、百姓なりの視点を示して欲しかった。そもそもなぜ虫取りしている暇がないのか、それとも他に何か考えているのか、あるいは、彼は今農業をしながらその答えを探しているのかも知れない。