畑の後始末
2010.9.25
野菜作りの流れを見ると、おおざっぱに、土作り 種まき 草取り 収穫 片付け となる。
この中で一番つまらないのが片付けである。根がズボラな性格なので、夢のない片付け仕事はモチベーションが上がらない。
特にビニールマルチの片付けは苦痛だ。一応お金を払ってリサイクルには出すのだが、農場内でリユースしていないので、使い捨てみたいなものである。シーズンの終わりには、倉庫の脇に使用済みビニールマルチの山が出来上がる。
その光景が「今年もこれだけ資材に頼りました」という状況証拠のようで、何とも落着かないものである。
また、片付けるときの畑というのは、たいてい草ボーボーという場合が多く、これも自分が仕事に対する時のヤル気度を下げる一因になっている。
「じゃあ草ボーボーにしなきゃいいじゃん」という声が聞こえてきそうだ。しかし、現実はそんなに甘くないのである。特に多品目栽培という普通の農家が絶対に手を出さない自虐的非効率経営をしていると、「どの程度の草まで許すか」という妥協点を探るという方向へ自然に流れて行くことになる。
最近の私の妥協点は「種を落とさない」ということだろうか。一般の農家さんにとってはごくアタリマエのことである。しかし我々多品目自虐的非効率有機農家にとっては、かなりハイレベルの技術を積み上げ、組み合わせてゆかないと実現できるものではない。だからこそ、「石油資源に頼らん!」という理想は捨ててビニールも使うのだ。草に追われているようではいい仕事は出来ないのだ。まあ実際は追われまくっているが(笑)
さて、話がそれてしまったが、今回は絵にならない片付け仕事のご紹介。
夏にキュウリとさやいんげんを作っていた畑。2時過ぎにスタート。人手は大人3名。
まず、ネットを数メートルおきに切ります。
天井の直管を抜いて、アーチパイプをネットごと倒してから、解体撤去。
ネットをどけて、ビニールマルチをはがす。
残渣や草を通路になるところに寄せて、ぼかし散布。
日が暮れて暗くなってきた(汗)
トラクターでライトをつけて耕うん。翌朝の様子。
本当は、その日のうちに、冬穫りのミニパクチョイ、ちっチャイ菜、ターサイ、関東京菜を植える予定だったが、無謀な計画で日没ビバークとなってしまった(笑)
もっともそんな「夢」があったから頑張れたのではあるが。
この中で一番つまらないのが片付けである。根がズボラな性格なので、夢のない片付け仕事はモチベーションが上がらない。
特にビニールマルチの片付けは苦痛だ。一応お金を払ってリサイクルには出すのだが、農場内でリユースしていないので、使い捨てみたいなものである。シーズンの終わりには、倉庫の脇に使用済みビニールマルチの山が出来上がる。
その光景が「今年もこれだけ資材に頼りました」という状況証拠のようで、何とも落着かないものである。
また、片付けるときの畑というのは、たいてい草ボーボーという場合が多く、これも自分が仕事に対する時のヤル気度を下げる一因になっている。
「じゃあ草ボーボーにしなきゃいいじゃん」という声が聞こえてきそうだ。しかし、現実はそんなに甘くないのである。特に多品目栽培という普通の農家が絶対に手を出さない自虐的非効率経営をしていると、「どの程度の草まで許すか」という妥協点を探るという方向へ自然に流れて行くことになる。
最近の私の妥協点は「種を落とさない」ということだろうか。一般の農家さんにとってはごくアタリマエのことである。しかし我々多品目自虐的非効率有機農家にとっては、かなりハイレベルの技術を積み上げ、組み合わせてゆかないと実現できるものではない。だからこそ、「石油資源に頼らん!」という理想は捨ててビニールも使うのだ。草に追われているようではいい仕事は出来ないのだ。まあ実際は追われまくっているが(笑)
さて、話がそれてしまったが、今回は絵にならない片付け仕事のご紹介。
夏にキュウリとさやいんげんを作っていた畑。2時過ぎにスタート。人手は大人3名。
まず、ネットを数メートルおきに切ります。
天井の直管を抜いて、アーチパイプをネットごと倒してから、解体撤去。
ネットをどけて、ビニールマルチをはがす。
残渣や草を通路になるところに寄せて、ぼかし散布。
日が暮れて暗くなってきた(汗)
トラクターでライトをつけて耕うん。翌朝の様子。
本当は、その日のうちに、冬穫りのミニパクチョイ、ちっチャイ菜、ターサイ、関東京菜を植える予定だったが、無謀な計画で日没ビバークとなってしまった(笑)
もっともそんな「夢」があったから頑張れたのではあるが。