さなぶり

今日我が家の田植えが終わりました。

今年はご近所の専業農家歴50年の親方と、田舎で働き隊のノジャさんのお二人が手伝ってくれました。
ありがとうございました！

ということで、今日はさなぶりです。さなぶりとは、早苗饗とも書きます。
結いの作業だった田植えの終わりを祝う行事です。「さ」とは田の神、なぶりとは「のぼり」の意味で、田の神を送る行事として、手伝ってくれた人を呼んでお祝いをしたそうです。

集落全体の田植えが終わると「おおさなぶり」をします。僕たち有機農家はいつも田植えが遅いので、親方に「早く植えねえとおおさなぶりができねえ！」と急かされています（汗）。

ま、5月は野菜の植え付けが忙しいんで、意識的に遅らせてるんだけどね。

里美では、田植えした苗（早苗）をかまど様にお供えしておいて、盆明けに「菜大根」（白菜と大根の意）を播くときにそれを燃やした灰をまぶして播くと「はずさない」（豊作間違いなし）と言われています。



我が家では田植えしてすぐ、雑草を抑えるために粉大豆を散布します。反当たり100キロほど。
これで収穫まで田んぼには入りません。多分・・・いや、意地でも！
念のため田んぼ長靴を洗って仕舞っちゃったもんね。（草取りしたくないだけ）

いや～今日は雨も降ってきたし田植えも終わったし、早じまいすっぺえ～・・っと鼻歌交じりに帰ったら、玄関先にサツマ苗が・・・・・・

オレ「・・・・なにこれ？？？」
オカァ「ああ、切っておいたから植えてきな！！」
オレ「お、鬼だあ！　ヒイィィ～（涙）」

しょうがない。雷鳴とどろく中、植えてきましたよサツマイモ。
2列目のマルチの横穴はイノシシの足跡。



こちら只今花盛りのジャガイモ群。



こちら只今問題の里芋群。
3月定植と同時にリビングマルチに小麦を播いたけど、でかくなりすぎ！
里芋が見えません。
おまけに「逆さ植え」したせいか、発芽が不ぞろい。



いやはやどうなることやら・・・・

こういうことは、一部で試験してから導入するべきでいきなり全面的にやらないように！
（トホホ・・・・・・）