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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 堆肥に土が追いつかない

堆肥に土が追いつかない

2011.6.8
5月の頭に定植してからずっと被覆資材をかけていたナスとピーマン。
昨日ようやくはがしました。

そして今日午前はひたすらわき芽掻きと誘引仕事・・・・・

なす・・・・・アブラムシ多し。う~む。

nasu110608

きゅうり・・・・・樹勢いまいち。う~む。

kyuuri110608

ここは昨年から作り始めた畑でまだ土が出来ていない。こういう畑にナスを植えると大概アブラムシに悩まされることになる。それと、全体的に木に勢いがないのは、おそらく堆肥を変えたせい。昨年から牛フン堆肥から自作の落ち葉堆肥への転換を進めてきた。地域の自然を活かした有機農業を目指す一環です。今年は落ち葉堆肥の投入面積は約60アール。ここへ仕込んだ野菜は軒並み生育が遅い。色がとにかく薄い。このままガッチリ育ってくれればいいんだけど、葉物なんかは露骨に肥料切れを起したりしている。

今まで使ってきた牛フン堆肥はとにかく濃かった。窒素分が多いので、作物は土壌微生物の力を借りなくても土の栄養分だけで育つことが出来た。でも私が作る落ち葉堆肥はチッソは少なくて、どちらかというと炭素のかたまりである。わざとそうしている。土作りには最高だけど、作物の栄養になるには時間がかかる・・・・・専門用語で言うと単なるチッソ飢餓? そうかもしれない・・・・多量の有機物の中から作物が栄養を摂取してゆくにはそれを仲立ちする微生物の存在が欠かせない・・・・・でも私の有機畑にはまだそのような微生物が増えていないのではないか?おそらく畑の微生物相が牛フン堆肥を施した高栄養な土に向いた構成のままなんだろう。これから時間をかけて、高炭素低栄養の土壌に適した微生物相に代わっていってくれる。。。。多分、いや、きっと!

今はまだ土が自分についてきていないと捉えてるけど、どうだろう??

逆に言えば、焦って土の進化を超えた無理な作り方をしている私の腕の問題でもある。

もっと謙虚にならなくちゃ。

有機栄養で作る野菜から、腐植と微生物の力で作る野菜への転換。競争が激化する一方の有機質肥料に過度に依存することなく、地域にある有機物や微生物の力と共に育つ野菜へ。なぜそれを目指すのか?低い食料自給率に支えられた安い有機肥料(要するに輸入食糧と飼料のカス)に頼りたくないから。そしてそんな野菜のほうがきっと丈夫で旨いから!

さて、きゅうりの話の続き。

小さいきゅうりが沢山なっていますが、全部取っちゃいます。木が小さいうちに着果させてしまうと、実にばかり栄養が行って、肝心の身体がそだたなくなっちゃうんですね~。
「今はまだ丈夫な体を作ってね!」と言い聞かせながら世話してます。

mekaki110608

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