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第3回 放射性物質の分析結果と考察

2011.7.20
サンプル採取日 7月15日 
サンプル数 
野菜類  7品目
他の作物 4品目
土壌 2点
山林の落ち葉 7点
 結果 菜類は全て検出限界以下。(検出限界は2Bq/kg)
山林の落ち葉(昨年落ちたもの)全てから放射性セシウム検出
考察

5月より、里美地区と周辺で有機栽培している作物を自主検査して来て、その点数は20を超えた。その結果、お茶を除いて放射性物質は全く検出されていない。今後も検査を続ける予定だが、今後、野菜類から基準を超えるデータが出ることはまずあり得ないと思われる。ただし原発がこのまま終息に向かうという前提での話だが。

なぜ出ないのか?原因は二つ考えられる。あくまで推測ではあるが。
①土壌検査結果などから、そもそもこの地域の汚染レベルは低い。
移行係数から推測しても検出されないのは妥当な結果と思われる。
②有機物投与による土作りの結果、土壌中の腐植や粘土コロイドが放射性物質を吸着して
作物が吸収しにくい形態になっている。

今後の課題は周辺環境の汚染に対してどう対処してゆくか?ということ。ご存じの通り、私の有機農業は、山間部の不利な条件の中で、豊富に存在する山林の有機物資源を活かして山とともにある。それが地域の特徴を活かした自立した永続的な農業の道と信じて・・・・・・

その山の汚染がほぼ明確になった今、当面の間、山林資源の農業利用は止めざるをえないのか。そしてそれはどれほどの期間なのか?その間の土作りはどうするのか?代替資源をどこに求めるのか?
また、汚染された山の管理をどうするのか?全く人手を入れなければ山は数年でヤブに戻ってしまう。じゃあ、除染として毎年落ち葉をさらって、捨て続けなきゃならないのか??

せっかく畑の作物が大丈夫なのに、わざわざ放射能を集めてきて農地に投入するバカはいないだろう。

それにしても思うのだが、今問題になっている牛に与える稲わらだってそうだけど、真面目に地域にある資源を大切に利用してきた農家、大地とともに歩んできた農家が一番ダメージを受ける現実。輸入牧草、輸入飼料、輸入有機肥料が一番安全なのかという矛盾。

馬鹿げている。しかし現実なのだ。

現実には立ち向かわなければならない。私は前向きに行く。

manatunozoukibayasi

真夏の雑木林

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