大豆畑トラスト
2011.11.28
木の里農園では、修行した農場の先輩農家に混ぜてもらって、大豆畑トラストに参加しています。
大豆畑トラストとは?
始めてかれこれ10年以上になるでしょうか。
遺伝子組み換え作物の輸入が解禁されたのに伴って、安全な国産大豆を作って食べる自給運動として始まりました。
その間に、輸入されたGMナタネを水揚げした港湾(茨城では鹿島港など)から幹線道路沿いに自生が拡がって、組み換え遺伝子の生態系への拡散が懸念されています。一方で今年になってからGMナタネやトウモロコシ・ワタなどの第一種使用(なんのことかわからん)が認可されたり、GM作物はじわじわと私たちの食卓に迫っています。12月からはGMパパイヤの販売が始まるとか。
「でもGM食品はちゃんと表示されてるんでしょ!」
と安心しているあなた!甘いです。
発酵食品などには表示義務ないし、原料の5パーセント以下でも非表示OK。
僕たちが普段食べてるお菓子や清涼飲料なんかにもじゃんじゃん使われています。
詳しくはこちら。
まあこれは氷山の一角でしょう。
みんな知らず知らずのうちに食べさせられてるんですねえ!
日本の食品表示規制は消費者じゃなくて企業利益優先と言わざるを得ません。
当然、農家がこうむる損害なんか目もくれないことでしょう。
TPPがもし発効すれば、食品表示の統一も進むでしょうから、日本はアメリカの圧力でますますGM非表示にせざるを得なくなるかもしれません。自分で食品を選ぶ力が必要な世の中になるということです。
ということで、先日行ってきました栃木県の先輩農家さん。
トラスト大豆の刈り取りです。
ちなみに僕たちのグループ名は「自給と共生ネットワーク」
食べ物は基本的に売り買いしたり貿易するものではないという意味で、自給。
競争で生き残ってゆくよりも、共に生きてゆく世界を目指す意味で、共生。
遺伝子組み換え作物はそれとは正反対のものです。
<
これは先輩農家さんちで見つけた種袋なんだけど、こんな豊穣な世界は、GMにはないですね。
大豆畑トラストは生産者と消費者が共に汗を流して食べ物を作り絆を深めてゆくなかなか奥が深い取り組みです。
GMへの賛否は抜きにしても、自給することが身近になります。自給は貧しさだというジャーナリストもいらっしゃいますが、体験した人にしか分からない豊かさだと思います。
興味がある方は是非ご参加ください。
大豆畑トラストとは?
始めてかれこれ10年以上になるでしょうか。
遺伝子組み換え作物の輸入が解禁されたのに伴って、安全な国産大豆を作って食べる自給運動として始まりました。
その間に、輸入されたGMナタネを水揚げした港湾(茨城では鹿島港など)から幹線道路沿いに自生が拡がって、組み換え遺伝子の生態系への拡散が懸念されています。一方で今年になってからGMナタネやトウモロコシ・ワタなどの第一種使用(なんのことかわからん)が認可されたり、GM作物はじわじわと私たちの食卓に迫っています。12月からはGMパパイヤの販売が始まるとか。
「でもGM食品はちゃんと表示されてるんでしょ!」
と安心しているあなた!甘いです。
発酵食品などには表示義務ないし、原料の5パーセント以下でも非表示OK。
僕たちが普段食べてるお菓子や清涼飲料なんかにもじゃんじゃん使われています。
詳しくはこちら。
まあこれは氷山の一角でしょう。
みんな知らず知らずのうちに食べさせられてるんですねえ!
日本の食品表示規制は消費者じゃなくて企業利益優先と言わざるを得ません。
当然、農家がこうむる損害なんか目もくれないことでしょう。
TPPがもし発効すれば、食品表示の統一も進むでしょうから、日本はアメリカの圧力でますますGM非表示にせざるを得なくなるかもしれません。自分で食品を選ぶ力が必要な世の中になるということです。
ということで、先日行ってきました栃木県の先輩農家さん。
トラスト大豆の刈り取りです。
ちなみに僕たちのグループ名は「自給と共生ネットワーク」
食べ物は基本的に売り買いしたり貿易するものではないという意味で、自給。
競争で生き残ってゆくよりも、共に生きてゆく世界を目指す意味で、共生。
遺伝子組み換え作物はそれとは正反対のものです。
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これは先輩農家さんちで見つけた種袋なんだけど、こんな豊穣な世界は、GMにはないですね。
大豆畑トラストは生産者と消費者が共に汗を流して食べ物を作り絆を深めてゆくなかなか奥が深い取り組みです。
GMへの賛否は抜きにしても、自給することが身近になります。自給は貧しさだというジャーナリストもいらっしゃいますが、体験した人にしか分からない豊かさだと思います。
興味がある方は是非ご参加ください。