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引き出しの数

2011.12.12
昨日は、というか、ここ数か月、落ち葉のことばかり書いてきたようで、自分でも少々うんざりしてきたところである。有機農業に興味がない多くの人たちにとっては、なんで僕がこれほど落ち葉のことで騒ぐのかさっぱりわからないことだろう。それが普通の感覚というものだ。でも僕が落ち葉のことを重視しているのは事実だし、その態度を変えるつもりは全くない。しかし、それに拘泥するつもりもないということをこの際はっきりしておこうと思う。

もし仮に今年作った堆肥から想定以上の放射性物質が検出されたら、私は今年の堆肥施用は控えることにする。1年くらい堆肥をやらなくても今まで育ててきた土が急激に痩せ衰えるはずもない。そんなやわな土を作ってきたつもりもない。その代わりにミネラルバランス重視の施肥設計を試してみたり、無肥料試験区を作ってみたり、緑肥を入れたり、やりたいことは沢山あるのだ。全ては将来目指す理想の野菜つくりのためのステップにすればよい。

里美という、自然豊かで美しい山里だけど、山がちで日照時間が短く、土も痩せている寒村。ここで永続的にすぐれた作物を作って生活してゆくのに一番合理的な農法は何か?その答えの一つが地域に豊富にある落ち葉の利用だったというだけのこと。僕の人生が終わるまでにはたどり着きたいけれど、手段は他にもある。いろいろな引き出しがある方が技術の奥行きも深くなるだろう。何事もこだわりすぎは良くない。離れてこそよく見えるものもあるかもしれない。とも思うのだ。

今年の漢字「絆」 エレカシ版



個人的には昔のぶっ飛び唄のほうが好きなのだが。

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