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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » ちょっと農天気⑦ 『辣白菜(ラウパアサイ)』

ちょっと農天気⑦ 『辣白菜(ラウパアサイ)』

2012.1.17
ちょっと農天気⑦『辣白菜(ラウパアサイ)』***********************

ら宇パ浅井

冬になるといろいろな大根、カブ、白菜、青菜などがとれ始め、漬け物仕事が始まる。私の漬け物は、本で見たものより近所の婦人方や友人に教わったもののほうが多く、毎年いろいろ作ってみる。近隣の百姓仲間で時より集まるとき、この時期の女たちの話はもっぱら漬け物のことになり、こうした、ああした、失敗したなどと言いながらお互いの漬け物を味見するのも楽しい。

辣白菜はSさんから教わった白菜の中国風の漬け物だ。スパイスのきいたアクセントのある味が美味しく、作り方を教わった。白菜の白い部分だけ使い、タテ長に拍子切りする。塩もみして2~3時間おく。ごま油で唐辛子を炒め、火を止めて酢・さとう・塩を加えてまた火にかけ、ネギ・ショウガのみじん切りを加える。熱々のこの汁を白菜にじゃっとかけるだけ。すぐにでもいただける即席漬けだ。

Sさんは長年海外で農村開発の仕事を夫婦でして、日本に帰ってきて百姓を始めた。彼女はアフリカなど自然環境が厳しい場所を見てきたので、日本のような恵まれた自然がある所で、おいしい作物を作れることが本当に幸せだという。農村に暮らし始めてから、町生まれのわたしが、よくこんな山村で百姓してるねといわれるが、その一番の理由はやはり食べ物がおいしいからだと思う。我が家 の米のごはんに、採れたての旬の野菜で作った漬け物があればそれだけでおいしい。

おいしい素材に囲まれているから料理をする気にもなり、食べ物のおいしさを表現するのが楽しい。作物を作り、食べ物を作り、自給する農業は、私のような食いしん坊にはもってこい。農作業は時につらく厳しいものだけれど、何より食べることが大好きならば、続けてゆけるかなと思う。食べることは生きること。そして食べものを作るのが農業なのだから。(みき)

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