楽しい1日だったけど。

今日は出荷日。朝から収穫したり袋詰めしたり大わらわ。

昨日も今日もなかなかステキなお天気でヌチャヌチャドロドロの中悪戦苦闘してました。
昼前に仕分けが終わると同時にＩＢＳ（茨城放送）さんご来訪。
震災後の1年間を振り返りつつ、インタビューを受けました。



放送は10日（土）16：10～（多分）。note of notes　というコーナーです。

県外の方はhttp://radiko.jp/player/player.html#IBSでどうぞ！

録音が終わるとほぼ同時に、野菜会員のマイケル氏来訪。
今日は氏が鋭意造成中の家庭菜園にマルチする腐葉土を取りにいらっしゃいました。
なのにいきなりインタビューに巻き込まれていて、ちょっとかわいそうでした。



去年のクリーンアップ大作戦にも仲間を引き連れて参加してくれたマイケル氏と堆肥場で腐葉土の袋詰め。
すると出るわ出るわカブトムシの幼虫。いつものことだけどウジャウジャ状態。

上の写真は平スコをフライパンに見立ててフライド・カブト・ノ・ヨーチューをほおばるマイケル。
まっ、これはそぶりで（当たり前）心優しい僕らは再び彼らを腐葉土にそっと埋めてやりました。

ちなみにこの腐葉土は一昨年の葉っぱで仕込んだ2年物の熟成古土です。

うちで使った残りですが、落ち葉ネットのメンバーや、親しい友人などに差し上げています。
夕方から配達へ・・・

途中、とある立ち寄り先で、去年山から運び出していまだにビニールで覆ったまま山にしてある落ち葉の処理について耳寄りな情報をゲット。月末位からおもしろい動きになりそうです。

もうすぐ震災から1年。もう1年、まだ1年。被災地ではいまだに復興もままならないことも多いと思います。僕たちはいち農家として、種を播きたくとも播けない農家さんたちが故郷に帰ることができるまで、この地からエールを送り続けようと思います。南相馬に送り続けてきた野菜の支援も今月一杯で終了。

いつの間にか、僕らは元の心地よい暮らしに戻ろうとしているのかもしれない。でもその前に、やらなきゃいけないことがあるはずです。元の心地よい暮らしの矛盾を一身に受けている原発被害者に対する責任を果たすのはだれなのか？それは東電だけではないはずです。僕たち一人一人にまだまだやることはあると思います。