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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 畦道談義で考えた。

畦道談義で考えた。

2012.11.2
今日あくせく収獲してたら、隣の田んぼでドデカトラクターに乗って稲わらサイレージの回収作業をしていたおじさんが降りてきて、畦道談義。
オヤジさん(以下オ)いや~ほんとに無農薬なの?よくできてるよなー
   俺の白菜、今年はアブラムシひどくて、白菜なくても困るからオルトラン使っちゃったよー
ボク(以下ボ)防虫ネットかけてるだけですよー。
   でもアブラムシはネットでも防げないっすよねー。
   肥料、つうか、チッソが効きすぎてもアブラムシ付くんっすよねー。
   ここの大根なんか、ほら、うちでも出てますよ。2割は出荷できないっすねー。
オ  一部だからまだいかっぺ。
   そーなんだよな。やっぱ土なんだなー。
   俺が小さいころは金肥(化学肥料)がなかったからみんな堆肥つくってな。
   山は落ち葉さらってたからきれいだったしなー。
   今の堆肥とは違うんだなー。色々あっから仕方ねーけどなー。
   土なんかフカフカだったもんなー
ボ  そーけえ。
   やっぱ肥料じゃなくて土の力で育てたいっすよねー。
以上前半。
ここでの話は地元の方と話せばよく出てくる話。
みんなどんな土が良くて、ホントに健康な作物が何なのか、経験がある人は知っている。
問題はボクの答え。
余りに話が抽象的で、過去の遺産をどのように現在に活かして栽培しているのか、
もっと具体的な言葉で話してゆきたいと思うのだ。
そのためには、今現在の自分の農法をもっと客観的かつ具体的に把握していないと。
感覚的に共有してる部分をもっと具体化してゆければ、もっと面白くなるはずなのだ。
オ  ところで、高萩の処分場、こっから近いけど、里美はみんな静かだよなー
   おれんとこからなんか山超えてすぐだっぺよ。
   やっぱ風評とか、しんぺーだよなー。
ボ  やっぱ原発関係の仕事の人も多いし、みんな言いにくいんすかね。
   僕は反対っすけどね。
オ  でもどっかには作んなきゃなんねー分けだろ。
   だからってこんな山ん中じゃなくてもよお。。。
   あそこの集落や高萩市だって、最後は色々ちらつかされて受け入れちまうんかねえ。。
ボ  僕はまとまらないと思いますけどね。
   それよりもなんでゴミ捨て場は山の中ばっかなんすかね。
   一番きれいじゃないといけないのに。馬鹿にしてるよなあ。。
オ  原発だってそーだっぺ。
   金がないところにいろいろぶら下げて作ってんだ。
   おっと、手え抑えちまったな―またなー。
以上後半
処分場については、反対しても押し付け合いになるだけだと思う。
国だって、一番金がかからない処分方法として候補地を集約してきているわけだろう。
しかし原子力の恩恵はみんなが受けてきたものであり、震災と事故で放出された核のゴミだって
みんなでシェアして処分というか、保管してゆくのが筋じゃないだろうか。
恩恵だけ受けて、ごみはいらないというのは筋が通らない話である。
だから僕は排出地域で場所を決めて保管して、後世に向けて記念碑でも立てて
線量の減衰を目に見える形で経過を見つつ、語り継いでゆくのがいいと思う。
そんなことしたら国の予算が足りないかもしれない。
じゃあ、住民が出し合えばいい。ホットスポットの自治体には他の自治体が協力すべし。
何でも国のせい、東電のせい、にしているだけでは、ダメでしょう。
それと、やっぱ、一次産業頑張りたいですねー。
過疎とか、処分場とか、もとはと言えば一次産業で喰えないところから始まってるわけだし。
まあ、一時じゃなくて、地場産業って言ってもいいのかな。
僕は農業者なので、食える農業、にこだわって努力してゆこうと思います。

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