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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 百姓母ちゃんドイツ研修の旅Ⅰ

百姓母ちゃんドイツ研修の旅Ⅰ

2012.11.18
茨城県の女性農業士に今年度と昨年度認定された農家女性15人で、ドイツ研修に行ってきました。
正式には「県女性農業士会海外先進事例等視察研修」。
茨城県では30年前ごろから県で認定した女性農業士や農業経営士を欧州へ派遣する視察旅行があったらしいのですが、このご時世で、昨年より視察旅行は却下。
では、事例調査ということならと、県では農業における環境政策やNPOとの連携を調査するというお題目で、国に許可を申請し、認められたという背景もある、これまでとは違った研修になったらしいです。
何も知らずとにかくヨーロッパに行ける!というだけで、今回飛びついてしまった母ちゃん。
知らぬが仏でも、今回のドイツ研修は、わたしにとって目からウロコ、勇気100倍の旅となりました!!

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まずは環境都市として世界1といわれるフライブルグへ。
ここにはなんと幼なじみがドイツ人と結婚して住んでいて、偶然にも再会。
それも私たちの視察先である「カーフリー団地」のヴァバーン地区に住んでいて、いろいろ詳しく知ることができました。

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古い歴史をもつ街ですが、1982年に原発反対運動にドイツで最初に成功した町でもあり、大学を多数有する学問都市でもあるため、環境問題に敏感な人々が集まる場所となったようです。

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市場では野菜が計り売りで売られ、持参のバッグやリュックに入れてもらうのが当たり前。
市街地は自動車を規制していて、通行人&自転車&トラム(路面電車)でのびのび。

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友達の住む住宅街はカーフリー住宅地。市街からトラムで13分。高断熱高気密のエネルギー消費半分のエコ住宅が立ち並び、家々にガレージはなく、一か所に集合駐車。家の周辺の路地は”子供・大人・車対等道路”。子供が遊んでいたら車は待って、注意して走らなければならない。家の前まで行って荷物を下ろすことはできるが、駐車はできないので、極力車を使わない生活が自然とできる。子供ものびのび路上で遊べる。お母さんも気にせず立ち話したり、あいさつしあったりとコミュニケーションも広がり、車のない不便さより、ないことで得るものの方が断然多いと話していました。
失うことで得る幸せ。
都市計画が人の本当の幸せのために設計されている。
ドイツの社会の潔さを垣間見ました。(つづく)

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