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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 嗚呼、刺激的一日哉!

嗚呼、刺激的一日哉!

2012.11.23
なんだか忙しい日々で、11月に入ってから畑仕事がまったくと言ってよいほど進んでおらず、
連日の冷え込みとは裏腹に、焦りの汗がこめかみあたりににじみ出ている小雪の頃です。
それでも仕事は、季節と共にしっかりとやり切るしかない。
早い年はそろそろ畑の土も凍ります。
昨日は朝から玉ねぎ畑の草取りおば。

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しかしそれも9時半過ぎには切り上げ、スバヤク土浦市の久松農園へ移動。
農園のスタッフの皆さんと、武蔵野種苗園の展示会に行って来ました。

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種苗会社の展示会は初めてだったのですが、いやはやものすごく勉強になりました。
普段自分が栽培している品種が展示圃にあって、比較対象の自社品種のみならず、他会社のライバル品種まで植えられています。もちろん味見自由。
小松菜の品種特性と食味の関係とか、カリフラワーの花芽分化における低温要求品種間比較と茨城県への適応度とか、かぶの耐暑性とか、トマトの黄化葉巻病の系統とか、技術的なことはもちろん、ブリーダーと生産者の丁々発止のやり取りが真剣勝負そのもので最高に楽しかったです。
育種の現場でも熱く頑張っている方々がいらっしゃることに感動し、お金で買う種にもさまざまなドラマがあることを改めて認識。
いくらそば打ちがうまくても、最後の「茹で」がすべてを決めるように、生産者として栽培で答えてゆくことの大事さを改めて認識しました。一粒の種にもドラマが詰まっているなと。
一方で、私たちが行っている「有機」栽培に対して、今の品種がどれほど寄り添うことができるのか、またはその逆に自分たちがどこまで今の品種を作りこなすことができるのか。この辺はあくまで冷静に、お互いをより知ってゆくことで、品種を見る目、選んで使いこなす(特徴を生かし切れる)技術を磨いてゆけると思いました。
また、一緒に見て回った生産者が刺激的な方々で、地元の久松さんはもちろん、元気に再会できて感無量だった流山の笠原さん、あこがれの熱い生産者、埼玉県の上原さんにお会いできたのもすんげえシアワセでした。
夕方、久松さんの畑を、忙しいのに案内していただく。
久松農園に沈む夕日。
里美では、この時期3時には山の端に日が沈んじゃうんで、なんかすごくうらやましい。
武蔵野で育ったんで、夕日を見るとDNAが騒ぎ出します。

DSC_0070圧縮

普段ならここでおとなしく帰途に就くのですが、昨日は常磐線に乗って東京へ。
電車に乗るのがなんか超久しぶりで、舞い上がるオレ(おのぼりさん)
日経新聞の吉田さんにお誘いいただいて、池袋北口の中華屋さんへ。
子供の頃のホームタウンも今はチャイナタウンになってました。時代は変わりますねー。
吉田さんは昨年「農は甦る」という優れた農業ルポを上梓された方です。
ドイツ研修の事後処理で一日中県庁に缶詰だったお母ちゃんも合流。
我々の農業から吉田さんの専門の中国情勢、おかあちゃんのドイツまで、
縦横無尽な久松節も全開であっという間に終電。

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土浦からお母ちゃんの運転で帰宅したのが午前2時前。
大変だったけど、それ以上に得るものの多い一日でした。
翌朝の大根畑に立つ・・・・・

DSC_0077asshuku.jpg

こいつら全部、埋めるか、土寄せるか、干すかして、11月中に貯蔵します。

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