長い雨が止んで
2015.9.13
お盆明けから長く続いた曇雨天の日々が、先日の豪雨災害をもたらした台風の通過と共に、ようやく終わりました。 幸い木の里農園は線状降雨帯の東側にあって、被害をまぬがれましたが、自然現象の中にあっては紙一重の世界です。特に今回は台風が遠かったこともあり、特段の直前対策を行いませんでした。おそらく関東地方の多くの農家がそうであったと思います。そんな中での災害。改めて自然の恐ろしさを認識するとともに、自然の猛威を想定した日々の仕事の積み重ねが大切だと痛感しています。 さて、極度の日照不足の中でも、農園の野菜は元気に育っています。有機栽培は天候不順には強いです。9月は露地野菜の端境期と言われていますが、農園ではここ数年夏秋作が安定してきて、品薄になることがありません。これは茨城県北部標高250mの風土と、農園の栽培技術の結晶だと思っています。仕事も毎日天気とギリギリの駆け引きをしながら何とか順調に進め、本日は日曜出勤して、冬までのまとまった種まき、植え付けを終えることができました。ホッと一息です。 かと言って、立ち止まる暇はまだありません。今週は大切な玉ねぎの種まき、そしてそろそろ稲刈りの準備も始まります。さらに、農作業以外にも事務処理の改造とか課題の山はまだまだ山積でして。。。 山の向こうにどんな景色が広がっているのか。。。年末辺りには分かるかな?分かんねえだろうなあ(笑)
里芋畑のカマキリ
里芋畑のカマキリ