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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 野菜高に思う

野菜高に思う

2010.4.23
野菜の相場が高騰しているそうだ。

うちは、「食べものの価値は不変だ!」という単純な理由で単価は変えない。

もっともこの時期は端境期でもともと野菜は少ないのである。

自然の状態では極端になくなってしまうので、私たち直売農家は、ビニールを使ったり、割に合わない山菜を栽培したり、手作りの加工品を作ったり、はたまた仲間と野菜を融通しあったりして、この時期を乗り切る。

直売をしているからこそ、消費者のみなさんが待っているからこそ、エネルギーを振り絞って野菜セットの充実のために頑張れる。

しかし、一般の市場出荷の農家さんだったらどうだろう?まだ野菜が小さいのにセットに入れるためにサイズ小さ目から前倒して採り始めるような愚は決してしないはずである。

葉ものなんか、1cm短いだけで収穫量は雲泥の差であり、それは収入に直結する。

つまり、我々は「消費者の笑顔」がヨロコビの源泉であるのに対して、市場だしの農家さんは「どれだけモウカルか」が判断基準になっている、と言える。

この違いは大きい。

一方、最近のマスコミ各方面の騒ぎ方は尋常ではない。私が思うに、農産物の平均価格は下がり続けているのである。その結果、農業人口は激減して299万人(2,008年)、さらにその60%が65歳以上ですよ!こっちの方が大きな問題であり、解決へ向けた生産者、消費者一体の取り組みが必要であり、マスコミはこちらにこそ目を向けるべきだ。

まあ、視聴率はあがらんだろうけど。

chiiki

やはり、適正価格は必要だと思う。そのための取り組みの一つとして、産消提携または産直がもっと広がるべきだろう。一方で、グローバリゼーション、市場経済一辺倒のあり方も、「そしてだれもいなくなった」になる前に問い直される必要がある。

uchiyama

そんな事いったって、消費者の私たちはどうすりゃいいの?と思っているアナタ!
「うちの野菜を買いましょう(笑)!」
ついでにもう一冊。

uotuka1

10年以上も前の本だが、おすすめ。姉妹編の「台所リストラ術」はより実践的。文章が私と違って楽しい。

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