行ったり来たり

水曜日はＧＮＰ（ガンバル　ノーカ　プロジェクト）クラブの勉強会で隣町のりんご農家さんへ。
この会はぶどう屋、りんごや屋、いちご屋などの超気合が入った若手の勉強会。
なぜか私も呼んでいただいてます。
系統選抜とかして品種を自分で作っちゃうような方々。
りんごを見る目が笑ってますね。楽しんでますね。私も早くそうなりたいですね。
まあ、農薬の話はあまりいただけませんが（笑）
分野が違うと普段言えないようなことも言えたりして息抜きにもなります。
まあ、話してることはほとんど技術論なんですが。とにかく皆さん技術が半端じゃない方々。悔しいけど私よりはるか上を行ってます。ただ1軒の有機農家として大いに勉強させていただきまーす。
木曜日は発展途上国の農業指導者が来訪。
国際耕種(株）がつくばで行っている研修の現地版。野良の会3軒で受け入れました。
うちに来たのは、、、、、
ティコタニfromトンガ　　　　　　　ゲイルfromセントビンセント　　　　アルンfromネパール
　　
ＮＧО職員　ラガーマン　　　　　とにかく陽気な農業指導員　　　　とにかく冷静な農業指導員
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右端は指導員の財津さん。
朝からパワフルにサツマイモを掘ってもらいました。
昼に芋をふかしたら食うわ食うわ、、、特にミクロネシアンとカリビアンの2人。
おかずは何故か持参のコンビーフキングサイズ（笑）
午後はさらにパワフルに里芋掘りを、、、まったく、研修になってねえ！！
これではしょうがないので、地域資源を使った私の堆肥とぼかし（発酵肥料）の現地説明。

発展途上国で有機農業に関心がある大きな理由は、
「経済的な理由によって化成肥料の入手が容易でない」
というもの。
日本の有機農業のような、
「安全で持続的な食、環境を作り出すため」
というものとは動機の切実さが違います。
ともあれ、私たちの行っている地域資源の循環利用の取り組みは彼らにも大いに刺激になったようです。ヨカッタ！！
最後に農家仲間が彼らに送った一言を、、、、
「皆さんが帰国したら、自国の農民に指導するのでなく、選択肢を与えて、彼らが考えて自分達で選び取ることが出来るような活動をお願いしたい。」
う～む、なるほど！！