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ホーム » ブログ » 野良仕事 » 越年の課題

越年の課題

2010.12.30
今日は寒かった。日中の気温2度。
10時になってもほうれん草はこんな状態。
simorenso-101230
雪になりそうだったので、午前中のうちに急いで白菜の囲い作業を。
ここ数年、白菜の囲いの場所と方法を試行錯誤してきたが、今年は以下のように、、、、、
まず、畑で白菜を引っこ抜いて、保存場所まで運搬。
kakoi101230a kakoi101230b
選んだ場所は自宅の隣の果樹畑の隅っこ。
西と北が急な土手で、保温には最適。
地主さんの許可を得て、茂っていたカヤなどを刈った。
kakoi101230c
白菜を並べた後に刈った草を適当に被せて、シイタケネットで二重被覆。
kakoi101230d kakoi101230e
さてさて、結果はどうなるか。
昼から雪に。子供たちだけ大フィーバー。
でも午後になって気温が上がって雨になった。ホッ。
昨日から仕事の合間をぬって年末のあいさつ回りなどしている。
なんと一人暮らしの方が増えたことか、、、、
田畑をお借りしている地主さんは10軒。
そのうち20歳以下の子供がいる世帯は2軒。でももうすぐ成人。
いわゆる老人世帯が6軒。不在地主1軒。
TPPなんか反対しなくても十分にここらの農業は滅んでいる。
農家はまだまだ沢山いらっしゃるが、、、、
TPP、いいんじゃないでしょうか。農家は住み続けることが第一。
農業が成り立たないのは今に始まったことではない。
現代農業 2011年の2月号に「農家はTPPをこう考える」と題して、5名の農家の意見が掲載されていた。私はその中で、北海道の中標津で酪農を営む方のご意見に共感。
まず、「今の日本を維持するために自由化は必然」としたうえで、「経済効率のみの自由化論議はは独立国放棄への道」と警鐘。さらに、「TPPによって農業が壊滅するとすれば、それは現在の農業が単なる経済産業だから」であり、経済として農業が必要ないと言われるのなら、「それをしっかりと受け止めて、国民に必要とされる農業を再建すればいい。それは、適地、適作、適量の風土に生かされる農業であり、その実現のために、節度を持って、人智と資源エネルギーを巧みに組み合わせて、低投入持続型の農業を各地に展開すること」としている。
そして最後に、「農業は滅びても、農民は滅びない」として、「実は農業問題というのは国民の問題であり、農民の問題ではない」「農業は国民の問題なのだから、農民の埒外のことと国民に預ければ良いだけのこと」と結んでいる。
これは本音だと思う。戦後、農業近代化のために、農民を捨て、農業経営者として拡大生産の道をまい進してきた方のかなり自虐的な本音。
じゃあ、我々有機農業者はどーするのか?
これは越年の課題になりそう、、、、、、
いくつか言えること。
基本的な方向性は何も変わらないし、変える必要もない。
補助金に頼らない自立した農家、自立した地域を追及する。
脱!補助金!!
おれ、この名前、嫌いだなあ。
奨励金!とかにしたした方がいいんじゃね?

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