10月14日の野菜セット
2011.10.14
農園の今
私の友人で福島の竹炭工房を旦那さんと営んでいるMちゃんは福島原発から26キロ地点に住んでいて、今は長野県で避難生活をしている。自宅は放射線量が高く、とても子供3人と住めないため、別の場所へ移住することを決めている。そのMちゃんが先日我が家を訪れてくれたので、うちは福島からもそう遠くなく、放射能の影響も比較的軽いから、ここに移住するなら全面的に応援するよと伝えた。ありがとうと言いながらも、戸惑う感じで、「福島の近く居たいとも思うけど原発のせいでこんな目にあったのだから、いっそのこと全く影響のない遠くに行きたいという思いもある。」と切ない本心を語ってくれた。本当に大変な出来事になってしまったなあと実感した。
16日日曜日は里山クリーンアップ大作戦として、100名ほどのボランティアと一緒に落ち葉山を除染する。
今を生きる農業者として、やると決めたことに、たくさんの人が関心を寄せてくれた。ここの状況は福島ほどシビアではない。だからこそここで生きてゆくと決めた時点で、できる限りの行動をしてゆこうと決めた。それがこの地が受けた放射能汚染と風評被害に立ち向かうことにつながる。
逃げるしかない福島の人もいる。農の道を閉ざされた人もいる。そんな中で茨城の山里の力を結集して、新たな風が吹くかもしれない。そんな予感がしている。(みき)
本日お届けする野菜
私の友人で福島の竹炭工房を旦那さんと営んでいるMちゃんは福島原発から26キロ地点に住んでいて、今は長野県で避難生活をしている。自宅は放射線量が高く、とても子供3人と住めないため、別の場所へ移住することを決めている。そのMちゃんが先日我が家を訪れてくれたので、うちは福島からもそう遠くなく、放射能の影響も比較的軽いから、ここに移住するなら全面的に応援するよと伝えた。ありがとうと言いながらも、戸惑う感じで、「福島の近く居たいとも思うけど原発のせいでこんな目にあったのだから、いっそのこと全く影響のない遠くに行きたいという思いもある。」と切ない本心を語ってくれた。本当に大変な出来事になってしまったなあと実感した。
16日日曜日は里山クリーンアップ大作戦として、100名ほどのボランティアと一緒に落ち葉山を除染する。
今を生きる農業者として、やると決めたことに、たくさんの人が関心を寄せてくれた。ここの状況は福島ほどシビアではない。だからこそここで生きてゆくと決めた時点で、できる限りの行動をしてゆこうと決めた。それがこの地が受けた放射能汚染と風評被害に立ち向かうことにつながる。
逃げるしかない福島の人もいる。農の道を閉ざされた人もいる。そんな中で茨城の山里の力を結集して、新たな風が吹くかもしれない。そんな予感がしている。(みき)
本日お届けする野菜
- 太ねぎ
- 里芋
- 大根
- サラダカブ
- 秋ナス
- カリフラワーかブロッコリーかキャベツ
- ミニレタス
- 万願寺唐辛子
- 赤長ラディッシュ
- わさび菜&水菜
- 人参