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ホーム » ブログ » 野良仕事 » 穀物ウィークスタート

穀物ウィークスタート

2011.11.9
野菜の仕込みがひと段落して、今週は一気に穀物モード。

今日は朝からひたすら新米の唐箕選別を。

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今日選別したのは「落ち葉ネットワーク里美」のメンバーで耕している谷津田の新米。

今回はコンバインの操縦を非農家のメンバーがとっかえひっかえやったのでワラ屑が多い!

このお米(あきたこまち)は、メンバーで山分けしています。みんなの自給米です。

谷津田の有機米。値段は燃料代などの原価分だけで10キロ1400円!!

おー!!これならTPP時代でも戦えるぜよ!?

いやいや、輸入米はもっと安いだろうなあ(当たり前だバカヤロウ)。

でもね、みんなで田んぼに入ってワイワイする楽しみも入れたら超高級米(と思ってます)。

せっせと唐箕かけしたお米は村の精米所に持ち込んでもみすりします。

ここで登場。わが米作りの師匠、須藤精米所さん。

精米一筋半世紀の筋金入りの職人です。

精米一筋半世紀の筋金入りの職人

僕はこの人に鍛えられて米つくりを覚えてきました。

何しろ初めて作ったコメの精米を頼みに持ち込んだときなんか、僕のコメ袋を持っただけで、
「大樹君よ、なんだこのコメは!(怒)」
と、きつく説教されましたからね(笑)

毎年、精米をお願いしながら、米つくりのこと、コメの品質のこと、村の生活のことから、はたまた人生談義まで、本当にいろいろ教わっています。

精米代はコイン精米所より若干高いけれど、お米のコンディションと食べる人の好みに合わせた微調整、そして何よりコインとは比べ物にならない白米の食味。さらには貴重なお説教、または人生相談サービス付きという、まさに、自販機・コンビニ・スーパー・ホームセンターでは絶対に得られない、専門店の味がここにはあります。

今日のお話で印象に残ったのは、福島のお米のこと。

昔からの付き合いで、福島のお米を仕入れてきたこと。

福島のお米は関東のものよりも品質が良いこと。

今回の放射能騒ぎくらいでつながりを断つことはできないし、その気もないこと。

お客さんにはよく説明してること。

つい最近福島帰りにうちに寄ってくれた茨城大学の先生に頂いた資料では、福島県では1174地点でお米の放射能検査をして、100Bq以上検出されたのは7地点。たったの0・6パーセントだそうな。

また、南相馬市原町地区の老農、Yさんは作付け中止区域で今年も稲作に臨み、ストップした農業用水の代わりに自力で井戸を掘削し、作柄も素晴らしかったそうです。

 

田植え前の田んぼの土壌のセシウム …8777Bq/kg
収穫された精モミ …159Bq/kg
収穫された玄米 …127Bq/kg
セシウム移行係数 …0・014
 

おそらく、白米のセシウム濃度は二けた前半だろう。

消費者の皆さんのとらえ方は様々でしょうが、僕はこれは快挙だと思う。僕たち若い農業者は老農の気概に学ばなければならない。風評もTPPもぶっ飛ばす力がそこにはある。

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