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ふらりと帰巣

2011.12.19
昨日は所用で東京へ行ってきた。
朝出発して常磐線の終電で1時半に帰宅。
昼前に30分ほど時間があったので自分が生まれ育った町でふらりと電車を降りてみた。
駅前の歩道橋からうん十年ぶりに富士山を眺めたかったんだけど、なくなって地下道になってた。ガックシ。

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駅前の通りも随分ビルが増えてオシャレになっちまったこと。

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けいどろしたりベーゴマしたり、散々遊んだ公園はそのまんま。でもひと気がない。

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小学校まで通っていたプロテスタントの教会も新しくなっていた。

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近所の神社に行ってみたらクラフトフェアをやっていて大賑わい。
年に一度のお祭りでは夜遅くまで太鼓叩いて練り歩いたっけ。僕はこの近くで生まれた。

4

欅の大木が並ぶ参道。通い詰めた駄菓子屋「きくち」も今はもうない。
けやきは武蔵野の象徴。僕の故郷の木。

3

境内の大イチョウだけは昔と変わらず、久々に「ただいまー」と挨拶してきました。

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それにしても、もっと広く感じていた町が随分と狭いではないか。
いわゆる「地元」と感じていたエリアは端から端まで10分も歩けば着いてしまう。
この狭いエリアで生活が完結できてしまうのだから、都市とは随分と効率の良い世界だなあ、などと呑気なことを思った。人が生きてゆくのに必要な機能が高度に集約されることで経済活動も活発な都市。
移動の手段は徒歩、あるいは公共交通機関だけでも済んでしまうのだから、一人に車1台の田舎よりも、ずっとエコな暮らしができるともいえる。
でも、椎の実を拾った森や、ザリガニを捕まえた線路の側溝はビルになっていた。僕が子供のころは都会なりに色々な「センスオブワンダー」があったものだ。全体的に小奇麗になった僕の故郷。子供のころはそれなりにまだ土の匂いもあったし、空を赤とんぼの大群が埋めていた記憶もある。まだ「戦後」の匂いのする方々が舗装してない路地に暮らしていた。ふらりと立ち寄った神社で目にした、若者たちのクラフト作品からは、どうもそのような「生活臭」が感じられなくて、そんな時にフッと僕はもはや異邦人なんだなと悟るのだった。
そういえば新宿バルト9で「ナニワサリバンショー」見ようと思ったんだけど、当日券売り切れであえなく敗退。



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