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ホーム » ブログ » 野良仕事 » それぞれの見学

それぞれの見学

2012.2.24
朝から雨で、散髪でもしようと思っていたら、妻の発作的提案で県南県央の有機農家さん2軒に見学に行ってきました。今年は1月から農園の色々な部分の改良に取り組んでいて、僕も妻もそれぞれ様々な疑問や分からないことを抱えていて、自分なりのプランは作っているんだけど、それの確認というか、要はよそ様の鏡を通すことで自分たちの考えなり実践なり計画がより明確になり深まります。

しかし、雨でもいろいろとやることがあるのが有機農家。うちだって今日みたいな日は特別でわざわざ雨の日に向けて仕事の段取り組んでおくのが普通ですから(今日も段取りは仕込んであった。ただうちの場合、今日は雨に任せればよかっただけ)。それを分かっているくせに当日電話して押しかけるというのは、かなり非礼極まるというか、悪質な訪問者だったと思います。にもかかわらず、快く受け入れてくださったお二方にはただただ感謝です。ありがとうございました。

今日伺って色々と教わった農園はこちらです。普段から毎月の勉強会で切磋琢磨している同業の仲間です。

ほりぐち農園   http://nousagyou.cocolog-nifty.com
しづはら農園   http://shizuharafarm.jugem.jp/

帰宅してから夜はオンライン圃場見学会全6回の最終回。

里美の仲間とパソコンの前にかじりついて参加しました。こっちはこっちで毎回濃すぎるくらいの内容でした。スカイプとグーグルドキュメントを併用しながら、時間とエネルギーを費やさずに忙しい農家が情報の共有を目指すこの取り組み自体がとても衝撃的だったし、それにも増して毎回の会場になった農家さんの志は更なる衝撃でした。1回目で崖から突き落とされ、2回目以降は崖下でさらにボコボコニされるとでも言いましょうか(笑)しばらくブログを書かなかったのは、消化に時間がかかりすぎていたのもあります。正直今でも消化しきれていません。自分にはやはり直接伺うほうが向いているとも思います。

ただ、震災で色々な経験をして、一から出直しくらいの意気込みで迎えた今シーズンにこのような企画に出会えたことは幸運でした。FBとかもそうだけど、オンラインのつながりはやはり「志」というか「想い」への共感にあるのですね。もちろん共感しなくてもいいんだけど、底に流れるのはそれかなと、ようやくにして四〇過ぎのオジサンは気が付いたわけです(笑)一方で、現場の空気や人の体温、エネルギーみたいなものは、やはり現地に行って人に会わないと分からない。その意味で、オンラインはモチベーションの高揚、実地は実際の行動に活きるとも言えるでしょう。里美という自分に与えられた土地でやれることはまだまだ無限大!限界を作っている自分の無意識を壊してくれた今回の企画は、ぜひ地元でも活かしてゆきたいと思います。というかもうすでに少しづつ取り入れています。ありがとうございました。

主催である長野のあさひや農場さんはこちらです。
http://asahiyanoujou.jp/doblog/yuuki/2012/01/11/20111203/

僕と同郷、生まれも就農年も同じですが、かなり先を歩まれています。今回の見学会で分かったんですが、僕らは有機農業第3世代。おそらく日本有機農業研究会の立ち上げに関わった第1世代の薫陶を受けた最後の世代と思われます。表面だけ見ると有機農業の理念に逆行するような取り組みでも、根っこに流れるのは一緒なんじゃないかと思うんです。これから週末にかけては、わけあってこの辺のことを考えてゆきたいと思います。

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