野菜セットをお申込み下さる皆様へ。お詫びとお願い！

先日ＮＨＫの「キッチンが走る」に出てから、本当にたくさんの方から野菜セットのお申し込みを頂いています。
とてもありがたいことです。ありがとうございます！
放送当日（6月15日）にお申込みいただいた方には、翌日までかかって返信しました。
しかしそれ以降の方には、正直なところ今の私たちの農園の実力（生産力）では対応しきれません。
当日申し込みの方へ野菜セットをお送りするだけで、すでに8月一杯かかってしまいます。
それ以降もお待たせして新規の方をお受けしても、震災前から辛抱強く私たちを支えてきてくれた方々に迷惑をかけてしまいかねません。それだけは避けなければならない。
農業はお日様の恵みと季節の制約を超えて生産を増やすことができません。まして私たちは家族経営で、あえて手間暇が掛かる方法を選択して営農しています。急に生産を増やすことはできないのです。
せっかく木の里農園に興味を持って頂き、ご縁を頂いたのに申し訳ありません。
これから一人ずつの方に時間をかけてでも返信を差し上げるつもりです。
しかしその前に、当ブログ上で告知させていただきました。
ただ、お申込みいただいたのも何かのご縁です。
このご縁は宝物として大切にさせてください。
そこで、震災前から共に切磋琢磨し、震災後も毎月勉強会を開いている県内の有機農家仲間をご紹介します。
志が高く、しかし謙虚に日々黙々と畑と向き合っている同志です。
当然ながらそれぞれ個性があり、スタンスも様々です。
震災直後は廃業を覚悟したやつもいます。
震災直後に新規就農したバカヤローもいます。
みんな、苦しい1年を過ごしながら、自分達の道を手探りで進んできました。
是非彼らともつながって欲しいと、心から思います。
今回のようにテレビに出てしまうと、電波に乗った生産者だけが注目されてしまいます。
しかし、農業だけじゃないでしょうが、多くの仲間がいて初めて成り立つのです。
私たちが今ここにあるのも、里美地区を始め、常陸太田市の皆さんの支えがあってこそ。
そして何より百姓仲間の存在があったから、励まし合えたから、今があるのです。
今回の「キッチンが走る」がきっかけで、新しい人のつながりが常陸太田市里美地区を超えて、「いばらき」全体に広がったら、素敵なことだと思います。
（アイウエオ順です。）

コトコトファーム
サンキュウ農園
しづはら農園
須崎農園
田中農園ペトラン
久松農園
ほりぐち農園

みんな働き盛りの若手農家です。
これからの茨城の有機農業のためにも、ぜひよろしくお願いいたします！
なお、どうしても！という方は、お申込みフォームからご連絡ください。
いつになるかはお約束できませんが、いつの日か必ずご連絡差し上げます。