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ホーム » ブログ » 百姓の目線 » ヒョウをやり過ごしながら色々考える。

ヒョウをやり過ごしながら色々考える。

2014.5.10
周囲の山々が日に日に緑に染め上げられてゆく中、畑を駆け回る日々です。

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ゴールデンウィークは植え付け祭りでした。というか、5月はずーっと祭りです。いいねー!
トマト・ナスなどの夏野菜の植え付けや、その準備。

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枝豆も3回目の種まき。
畔にはカエルも出てきて、虫やら鳥やら、畑の生き物も何やらせわしそうで賑やかです。

DSC_1764

立春前から育ててきた春野菜もトンネルを開け放ち、いよいよ収穫の季節です!

DSC_1739

そんな中、昨日は寒気の通過に伴って午後から雹(ヒョウ)の襲撃を受けました。ここのところ毎年必ず危機的な雹の襲来があります。だから、最近は被服資材をあえて片付けないで置きます。上の写真のようにトンネルの上に巻き上げておくのです。そして、すわ!雹襲来!!という時は再展張するのです。立春前から丹精してきた野菜をほんの数分間の天気のいたずらでダメにするわけにはゆきません。クヤシイ想いをするくらいなら、来るか分からなくても、手間がかかっても、打てる手はすべて打つ、と肝に銘じるようになりました。。。

うちの野菜を待っていてくださる方々がいらっしゃいます。天気のせいでダメでした、とは言えません。露地栽培は、まして有機ではリスクが高い、それも言い訳にしたくない。農業共済制度のように、天候被害が出たら補償金を申請するというシステムも必要でしょうが、消費者にダイレクトに答えることにはなりません。だから、この時期に作付ける夏野菜も、不測の事態に備えて当面は被覆しています。過保護かもしれません。被覆すれば味も薄くなります。露地栽培本来の「風土が作る濃い風味」から、ともすれば遠ざかってしまうでしょう。でも、それは適切な管理をすれば防ぐことができると考えています。

というわけで、2・3番手のキャベツ・ブロッコリー・カリフラワーも、被覆ちゅう。
遠くに冬を越えた小麦の穂波。

DSC_1782

しかし、どんなに手を尽くしても、被害を防ぎきることはできないでしょう。やられるときはやられるのが農業の定め。それを分かった上であえてせめぎ合うのが農業の楽しさだと思います。そして忘れちゃならないのは、たまに受ける大被害の数十倍、いや数百、数千倍の「恵み」を日々受けているということです。だから僕たちは生きてゆけるのだという感謝を忘れずにいたいものです。

書いている本人が一番忘れがちですが。。。(汗)

 

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