• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
MENUMENU
  • わたしたちの農園
  • つくりだすもの
  • 野菜ボックス
    • 野菜ボックス お申込みフォーム
  • レシピ
  • 有機農業を志す方へ
  • 採用情報
  • ブログ
ホーム » ブログ » 百姓の目線 » 冬がくる前に

冬がくる前に

2014.11.12
いつの間にか立冬が過ぎ、今日雪虫が飛びました。 8月末に突然涼しくなってからずーっと続いていた今年の長い秋もそろそろ終わりでしょうか。。。。。

今年は秋野菜の成長が早く、収穫に追われ続けて早一カ月以上、そろそろ本格的に霜が降って、野菜の成長が止まってくれることを祈る日々です。10月には緑一面だった畑も、さつまいもを掘り、大豆の葉が落ち、キャベツやブロッコリーはどんどん収穫されてゆき、日一日と土が顔をだしてゆきます。あと一か月もすれば毎日氷点下の朝がやってきて、鳥のさえずりも途絶え、厳しい冬がやってきます。

毎年のことながらこの季節は何となく不安になります。作物の取入れや冬囲いもまだ終わらず、来年の3月一杯までは今畑にある野菜たちだけで冬を越え、毎週100箱以上の出荷をこなしてゆかねばなりません。十分な作付をしたつもりでも、わずかな隙を突かれて虫にやられたものもあったりします。 そうです。やはり秋は十分な蓄えがないと不安なのですよ。 その点において、木の里農園が取り組む露地多品目直接提携型有機農業というものは、冬眠前のクマやリス、キャベツの根元とかに潜り込んで春を待つカエルなんかと基本同レベルなんだとつくづく思うわけです。

「秋の恵みで春まで食いつなぐ」 これは四季がある日本という大地で生活する有象無象の命たちの宿命でもあるわけです。その壁を乗り越えるために、飢餓を克服するために農業技術は進歩してきたわけで、有象無象の宿命を受け入れている有機農業というものは、ある意味とても不遜なのかもしれません。そしてそんな僕たちの野菜を食べている皆さんの食卓も、意識するしないに関わらず、こうした野生の原理とつながってしまうのですよ。。。。。でも、こんな時代だからこそ、こーゆーところにも露地栽培の作物を届ける、食べる、だいご味はあるんじゃないかな~と、思ったりもします。

久々のブログのくせに、よく分からない話ですみません。。。 初冬の曲といえばこれ。古いけど今日の話題と違ってリリシズムの極致(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=8Dk_dmEj_hI
« prev
next »

  • お知らせ一覧
  • ブログ一覧
  • 野菜便り
  • レシピ
  • 野菜が食べられるお店
  • 木の里農園 関連リンク
  • 特定商取引法表示
  • お問い合わせ
〒311-0505
茨城県常陸太田市大中町 2606-3(旧里美村)
アクセス
© 2023 木の里農園.
  • わたしたちの農園
  • つくりだすもの
  • 野菜ボックス
    • 野菜ボックス お申込みフォーム
  • レシピ
  • 有機農業を志す方へ
  • 採用情報
  • ブログ