木の里農園で使用している有機肥料につきまして
2015.11.9
今日の午後、農園で使用している有機肥料の仕込をしました。そうです。今世間を騒がせている有機肥料です(笑) 農園では、なるべく身近にある有機物を原料にして、それを混合堆積して、専用の施設において発酵させて、いわゆる「ボカシ」(発酵肥料)を自家製造して作物に施用しています。製造方法や混合割合は長年の試行錯誤によって、この土地と風土、そして作物の健全生育に合うように工夫を凝らしてきました。 以下、本日仕込んだ材料の内訳と分量を公開します。
・米ぬか 360kg 市内の精米所より
・国産大豆粉 300kg 市内の大豆運送業者より
・醤油麹 200kg 地元の醤油蔵より
・魚粉 100kg 千葉県銚子の工場産
・かにがら 100kg カナダ産
・カキガラ 100kg 瀬戸内産
・天然マグネシウム100kg ヨーロッパ産
・もみがら 100kg 隣組の精米所より
これを一ヵ月間切り返しながら発酵熟成させて、必要最小限の分量を肥料として施します。うちで使用している有機肥料はこれが全てです。 つまり、原料は購入しますが、既製品の有機肥料は使用しておりません。なので、ボカシハウス(発酵肥料の製造施設)では一年中上記の原料が手入れされながら発酵しています。そりゃ手間がかかるし、肥料まで自分たちで作るのは大変です。多分既製品を買った方がずっと安上がりでしょう。 でも、吟味した原料を、信頼できる人達から手に入れることができるのは、作り手として最高の贅沢であり、仕事のモチベーションにつながります。また、そもそも論になってしまいますが、農業生産とは本来地元にある資源を最大限利用して展開されるべきもののはずです(いろんな農業があっていいけどね)。 しかし偉そうなことを言っても、うちでは輸入資源を使っていることも事実です。これを100%国内産にするとか、地元産の割合を上げようとか、取り組むことも大事かもしれません。以前はそうしていました。でも今はそこを追及していない。。。色々と問題があって、今はこの割合がベストではないけどベターだと感じています。 いずれにせよ、木の里農園の野菜作りは、有機肥料の仕込から始まっています。 「堆肥と肥料は作るもの!」がうちの基本姿勢です。 今年は、年末にあと一回仕込んで、今年の仕込は終わりです。お正月もボカシハウスの微生物たちは休みなしです(笑)これからもより良い原料を探しながら、野菜作りに励んでまいりますよ!
・米ぬか 360kg 市内の精米所より
・国産大豆粉 300kg 市内の大豆運送業者より
・醤油麹 200kg 地元の醤油蔵より
・魚粉 100kg 千葉県銚子の工場産
・かにがら 100kg カナダ産
・カキガラ 100kg 瀬戸内産
・天然マグネシウム100kg ヨーロッパ産
・もみがら 100kg 隣組の精米所より
これを一ヵ月間切り返しながら発酵熟成させて、必要最小限の分量を肥料として施します。うちで使用している有機肥料はこれが全てです。 つまり、原料は購入しますが、既製品の有機肥料は使用しておりません。なので、ボカシハウス(発酵肥料の製造施設)では一年中上記の原料が手入れされながら発酵しています。そりゃ手間がかかるし、肥料まで自分たちで作るのは大変です。多分既製品を買った方がずっと安上がりでしょう。 でも、吟味した原料を、信頼できる人達から手に入れることができるのは、作り手として最高の贅沢であり、仕事のモチベーションにつながります。また、そもそも論になってしまいますが、農業生産とは本来地元にある資源を最大限利用して展開されるべきもののはずです(いろんな農業があっていいけどね)。 しかし偉そうなことを言っても、うちでは輸入資源を使っていることも事実です。これを100%国内産にするとか、地元産の割合を上げようとか、取り組むことも大事かもしれません。以前はそうしていました。でも今はそこを追及していない。。。色々と問題があって、今はこの割合がベストではないけどベターだと感じています。 いずれにせよ、木の里農園の野菜作りは、有機肥料の仕込から始まっています。 「堆肥と肥料は作るもの!」がうちの基本姿勢です。 今年は、年末にあと一回仕込んで、今年の仕込は終わりです。お正月もボカシハウスの微生物たちは休みなしです(笑)これからもより良い原料を探しながら、野菜作りに励んでまいりますよ!